「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【子は生むも心までは生まぬ】の意味と使い方や例文

子は生むも心までは生まぬ

「子は生むも心までは生まぬ」の意味

意味【ことわざ】
子は生むも心までは生まぬ

【読み方】
こはうむもこころまではうまぬ

【意味】
子供の体形は親に似るが、その心が親に似ないのはしょうがない。子供の性格の悪さを嘆く親の愚痴。

ことわざ博士
「子は生むも心までは生まぬ」ということわざは、親は子どもをこの世に生んだとしても、その子の心や性格、考え方までを生むわけではない、ということを示しているんだよ。
助手ねこ
なるほどな。親としては、子供が自分に似てほしいと思うこともあるけど、子供ってそれぞれ自分の道を歩んで、自分の考えを持ってるんやな。

親子やけど、全く同じ人間やないから、それぞれの考えや気持ちを大事にすることが大切やね。

【スポンサーリンク】

「子は生むも心までは生まぬ」の解説

カンタン!解説
解説

「子は生むも心までは生まぬ」ということわざは、親が子供を生むことはできるけど、その子供の心の中や考え方まで作り出すことはできないんだよ、っていう意味だよ。

つまり、子供は親に似てる部分もあるけど、考え方や気持ちが親とは全く違うこともあるんだよ。だから、親が「私たちの子なのに、どうしてあんな風に考えるの?」って思っても、それは当たり前なんだ。

このことわざは、親子の関係で、子供が親と違う考えを持ったり、行動をとったりすることを理解し、受け入れることの大切さを教えてくれるんだ。親としては、子供の独自の心や考え方を大切にして、尊重してあげることが大切だよね。

「子は生むも心までは生まぬ」の使い方

健太
父さんが子は生むも心までは生まぬって嘆いていたんだよ。
ともこ
健太くんは、顔も性格もお父さん似よね。
健太
そうなんだよ。父さんは自分を棚に上げて、僕だけ悪者にしようとしているんだ。
ともこ
似たもの親子だって気づけば、お互いを反面教師にできるのにね。
【スポンサーリンク】

「子は生むも心までは生まぬ」の例文

例文
  1. 子供は別の人格なので当たり前だが、子は生むも心までは生まぬで全く私に似ていない。
  2. 子は生むも心までは生まぬと嘆く親がいるが、育てたのは君らだと言いたい。
  3. 悪さばかりする健太くんに対して、親が子は生むも心までは生まぬとため息をついていたが、性格の50%は遺伝だから生んでいると思う。
  4. 子は生むも心までは生まぬ、誰に似たんだか」と現実逃避する親に、子供がそっくりであることが多い。
  5. 子供が愚かなのは親のせいではない。子は生むも心までは生まぬと自分を慰める。

ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪