「橋がなければ渡られぬ」の意味(類義語)
【ことわざ】
橋がなければ渡られぬ
【読み方】
はしがなければわたられぬ
仲立ちがなければ物事がうまくいかないものだ。目的達成のためには、様々な手段・方法が必要だということ。
ちゃんと準備したり、周りと協力することが大切やね。
・港無うして舟着かず
「橋がなければ渡られぬ」の解説
「橋がなければ渡られぬ」という表現は、文字通りには橋がないと川や谷などを渡ることができないという意味から来ており、比喩的には、適切な手段や方法、または仲介者がなければ、あるいは必要な道具や条件が揃っていなければ、目的地に到達したり、目的を達成したりすることができないということを示すたとえ話なんだ。
このことわざは、物事を成し遂げるためには、その目的やゴールに到達するための手段や方法が必要であることを強調しているんだ。たとえば、仕事である目標を達成するためには適切なリソースや計画が必要である、あるいは対立している二者間の交渉を進めるためには信頼できる仲介者が必要であるなど、様々な状況に適用できるんだ。
「橋がなければ渡られぬ」は、目的を達成するためには、ただ願うだけではなく、実現に向けての具体的な手段や策を用意し、適切な条件を整えることが重要であるという教訓を伝えているんだね。それは、成功や進歩を達成するためには計画的に行動し、必要な手段を講じるべきだというメッセージを含んでいるんだ。
「橋がなければ渡られぬ」の使い方
「橋がなければ渡られぬ」の例文
- 夢見るだけでは夢はかなわない。橋がなければ渡られぬから、夢をかなえるためにはどうすればいいのか考える。
- 橋がなければ渡られぬのに、手段が一切ない。三人寄れば文殊の知恵というし、三人で知恵を出し合おう。
- 橋がなければ渡られぬが、方法がないわけではないから何とかなるだろう。
- 何があってもいいように、目的達成のためにいくつかの手段を考える。橋がなければ渡られぬから、万が一のことを考えあらゆる手段を講じる。
- 漠然としていては、ゴールに到達できない。橋がなければ渡られぬから、具体的にどんな方法をとるか計画を練る。
これは、目的を達成するためには、間に立って助けてくれる人や、その目的に至るための具体的な手段がないと不可能であることを示しているんだ。