「生ゆる山は山口から見ゆる」の意味(類義語)
【ことわざ】
生ゆる山は山口から見ゆる
【読み方】
はゆるやまはやまぐちからみゆる
【意味】
木の育ちがよい山は、山の入口に立つだけで分かる。
「生ゆる山は山口から見ゆる」ということわざは、山が植物にとって育ちやすい環境かどうかは、山の入り口から見ただけで分かる、という意味を持っているんだよ。
ほう、そういうことかいな。つまり、「山がどんなに育ちやすいかは、山の入口をちょっと見ただけで分かる」ってことやな。
最初の印象で、その場所の状態や特徴が分かるってわけや。これは、他のものにも当てはまる話やね。最初に見た感じで、そのものの質や特性をある程度は判断できるってことや。でも、中身をちゃんと見ることも大事やな。
・尊い寺は門から
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「生ゆる山は山口から見ゆる」の解説
カンタン!解説
「生ゆる山は山口から見ゆる」ということわざは、山の樹木がよく育っているかどうかは、山の入り口に足を踏み入れるだけですぐに分かるという意味だよ。
例えば、ハイキングに行く時、山の入り口に立っただけで、その山がどれだけ緑豊かで、植物が健康に育っているかが見て取れるんだね。この「山口」というのは、山の入り口のことを指しているんだ。
このことわざは、「物事の本質や状態は、最初の印象でしばしば分かる」ということを教えているんだね。つまり、山の豊かさを知るために深く入る必要はなく、入り口でその様子を見るだけで、山の状態を理解できるということなんだよ。
だから、「生ゆる山は山口から見ゆる」というのは、物事の質や状態を早期に判断することの大切さを示していることわざなんだね。
「生ゆる山は山口から見ゆる」の使い方
この山は良さそうだね。
一目見てわかるの?
生ゆる山は山口から見ゆるというように、山の奥まで入らなくてもわかるものだよ。
へえー。栄養豊富な土壌は入口でわかるものなのね。
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「生ゆる山は山口から見ゆる」の例文
- 生ゆる山は山口から見ゆるように、暖簾を見ればその店の格がわかる。
- 時間をかけて深く知らなくても、何事も生ゆる山は山口から見ゆるごとく初見で多くを知ることができる。
- 接客業に携わると、生ゆる山は山口から見ゆるみたいに一目見て有能かどうかわかるそうだ。
- 生ゆる山は山口から見ゆるというが、この山は木が元気だし山菜が豊富にとれそうだ。
- 山道の入り口に立っただけで、この山が豊かなことがわかるよ。生ゆる山は山口から見ゆるというけど、きっと木の実も豊富でクマの楽園なんだろうな。