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【始めあるものは必ず終わりあり】の意味と使い方や例文(出典)

「始めあるものは必ず終わりあり」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
始めあるものは必ず終わりあり

「始めあれば終わりあり」ともいう。

【読み方】
はじめあるものはかならずおわりあり

【意味】
どんなことにも始めと終わりがあるということ。生あるものには必ず死が訪れ、さかえるものは必ず滅びるということ。

ことわざ博士
「始めあるものは必ず終わりあり」とは、すべての事象や生命が始まりがあるように、いずれは終わりを迎えるという意味の言葉だよ。

これは、生物にとっての誕生と死、事象にとっての開始と終了、あるいは繁栄と衰退など、全てのものが一時的であり、永遠に続くものはないという自然の摂理を表しているんだ。

助手ねこ
そっか、始まりがあるものはいつか終わるんやな。クラスが始まるのも、休み時間がくるのも、楽しい夏休みも終わるし、何でも終わりがあるってことか。

なんか悲しいけど、それが自然の流れやもんね。お花が咲いて、散るのも同じや。だからこそ、今を大事にしなあかんってことかな。

【出典】
法言ほうげん

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「始めあるものは必ず終わりあり」の解説

カンタン!解説
解説

「始めあるものは必ず終わりあり」という表現は、すべての事物が始まりがあれば終わりもあるという、生と死、成立と消滅、繁栄と衰退といった自然なサイクルを示すたとえ話なんだ。このことわざは『法言』における「君子」の節から来ており、物事の一時性や変遷の必然性を表しているんだよ。

この表現は、生あるものには死が訪れるように、どんなに長く続くように見える事柄や状態も、最終的には終わりを迎えるという実際の観察に基づいているんだ。例えば、人の一生、文明の繁栄、さらには自然の季節の変わり目など、あらゆる事象はこの普遍的な原則に従っているとされているんだ。

「始めあるものは必ず終わりあり」は、物事の一時的な性質と変化の不可避性を受け入れることの重要性を教えてくれるんだね。それは、現状に対する執着を手放し、変化や終わりを自然なプロセスとして受け入れること、そして物事の始まりと終わりに対して準備することの大切さを強調しているんだ。このたとえ話は、人生や自然界におけるサイクルの理解を深め、変化に対して柔軟かつ受容的な態度を持つことを促しているんだよ。

「始めあるものは必ず終わりあり」の使い方

健太
人間はいつか死ぬんだよね。
ともこ
始めあるものは必ず終わりありだからね。
健太
医療技術が進んでも変わらないのかな?
ともこ
神様が、世の理を変えない限りは変わらないわ。
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「始めあるものは必ず終わりあり」の例文

例文
  1. 世の中栄枯盛衰、始めあるものは必ず終わりあり。だから大企業が安泰とは言い切れない。
  2. 「永遠の愛を誓いますか?」と神父さんに聞かれたが、始めあるものは必ず終わりありというように永遠は無理です。
  3. 始めあるものは必ず終わりあり、この世ははかないものだ。
  4. 始めあるものは必ず終わりありというから、アメリカ一強時代がこのまま続くわけではない。
  5. みんなと過ごすこの時間がずっと続けばいいと願うが、始めあるものは必ず終わりあり。卒業したらみんなで集まることはなくなるだろう。

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