「独り自慢の褒め手なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
独り自慢の褒め手なし
【読み方】
ひとりじまんのほめてなし
【意味】
自画自賛しているだけで、だれもほめてくれる人がいないこと。
おお、そういうことか。自分だけが「オレ、ええやろ?」って自慢しても、周りから見たら「はぁ?」ってなるだけやんな。自分で自分を褒めても、他の人が認めてなかったら、それはただの独り言みたいなもんやんね。
ちゃんと周りからも「そうやな!」って言われるようにならんと、自慢しても空回りやね。
【類義語】
・独り善がりの人笑わせ
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「独り自慢の褒め手なし」の解説
カンタン!解説
「独り自慢の褒め手なし」っていうことわざはね、自分のことをすごいと思っているけど、周りからは誰もそう思ってくれていない、だから自分で自分のことを自慢するしかないっていう意味なんだよ。
たとえばね、自分が描いた絵をとっても素晴らしいと思っていても、他の人が見たときにはそう思わなかったり、何も言ってくれなかったりすることがあるよね。そんな時に、自分だけが「ぼくの絵は世界一だよ!」って言い続けることを想像してみてね。でも、他の人からは「そうかな?」って思われているかもしれないんだ。
このことわざは、自分だけが自分のことをすごく良いと思っていても、それが他の人には受け入れられない時の状況を表しているんだよ。だから、自分のことを自慢するだけじゃなくて、他の人の意見も聞いて、みんなで認め合えるようなことを目指すことが大事だね。
「独り自慢の褒め手なし」の使い方
昨日の数学のテスト、めちゃくちゃ難しかったよね。でも僕は全部解けたんだ!
へぇ、すごいわね。よくできたね。
でも、誰も褒めてくれなかったんだ。家族も「ふーん」って感じで。
独り自慢の褒め手なしってやつだね。自分で自分を褒めてあげるしかないわね。
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「独り自慢の褒め手なし」の例文
- 新しいプロジェクトを一人で完成させたけれど、チームメンバーは誰も気付かず、結局は独り自慢の褒め手なしで自分の努力を認めるしかなかった。
- 独り自慢の褒め手なしで、彼女は自分の作品をInstagramに投稿した。フォロワーからの反応を待ち望んでいたが、いいねもコメントもほとんどなく、寂しさを感じた。
- 彼は独り自慢の褒め手なしで、自分が達成した難しいマラソンのタイムを日記に記録した。誰もその苦労を知る由もなく、ただ黙々と自己満足に浸った。
- 独り自慢の褒め手なしで、自分で自分の進歩を褒めながら、彼女はギターの練習を続けた。友人や家族は彼女の音楽に興味を示さず、彼女の才能に気づく者はいなかった。
- 仕事で大きな成果を上げたが、上司は無反応で、独り自慢の褒め手なしで自己評価を高めるしかなかった。内心では、認められることを切望していたが、外にはその感情を見せなかった。
要するに、本当の意味での評価や認められている状態とは異なり、自己満足に過ぎないんだね。