「志は満たすべからず」の意味(出典)
【ことわざ】
志は満たすべからず
【読み方】
こころざしはみたすべからず
【意味】
望みを完璧にかなえようとしてはいけない。ほどほどで満足しないと、より大きな望みを持つようになるということ。
なるほどなぁ。つまり、「完璧を求めすぎず、ほどほどに頑張る」ってことやな。
100点を目指し過ぎると、逆にプレッシャーやストレスになることもあるんやな。80点でも、その努力を認めて、次に繋げるって感じか。完璧を求めすぎると、逆効果やもんな。
【出典】
「礼記」
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「志は満たすべからず」の解説
カンタン!解説
「志は満たすべからず」という言葉は、自分の目標や夢、志を追い求める時、完璧を求めすぎてしまうと、それがかえって自分を苦しめることがあるってことを教えてくれる言葉なんだよ。
例えば、友達とランニングを始めたとして、自分は毎日5キロを目指すけど、友達は3キロで満足。その時、自分が絶対に5キロを走らないと気が済まない!と思ってしまうと、身体を痛めたり、ストレスを感じたりすることがあるよね。でも、3キロでもいい、4キロでもいい、大事なのは毎日続けること、って考えると、もっと楽しんで走ることができる。
この言葉は、完璧を追い求めすぎると、その過程で大切なものを見失ってしまうことがあるから、時々は手を抜くことも大切、という意味を伝えているんだ。だから、自分の目標や夢に向かって進む時は、完璧を求めすぎず、自分のペースで、楽しみながら進んでいくことが大切だよ。
「志は満たすべからず」の使い方
人間はどんどん望みをかなえていくと同時に、環境破壊をしているね。
志は満たすべからずね。
かなえるとさらに大きな望みを抱くものだからね。
ほどほどが一番ね。
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「志は満たすべからず」の例文
- 望みがかなうと際限なく望んでしまうものだから、志は満たすべからずだ。
- 希望が達成され続けると身を滅ぼすことにつながりかねない。志は満たすべからず、適度に満足するのが一番いい。
- 欲望を抑えることは難しい。望み過ぎて破滅する前に志は満たすべからずと自分を戒める。
- 人間は愚かだから欲張りすぎてしまうので、志は満たすべからずを守ろう。
- 志は満たすべからずを胸に留めていれば、魚の乱獲は起きないのに。
過度な完璧主義は逆に進展を妨げることがあるから、適度に満足することも大切なんだ。