「公は明を生ず」の意味(出典)
【ことわざ】
公は明を生ず
【読み方】
こうはめいをしょうず
【意味】
心が公平だと正確な判断をし、物事の道理を見通すことができるようになるということ。
「公は明を生ず」ということわざは、心が公平で正直ならば、物事の本質や真実をよく理解し、正しい判断を下す能力が育つという意味があるんだよ。
ああ、つまり、心がフェアでバイアスがないと、物事の真実をしっかりと見抜けるってことやな。
偏見や先入観にとらわれず、公平に物事を見れば、正確な答えが見えてくるってことやね。このことわざ、ええこと言うてるな!
【出典】
「荀子」
荀子が君子の慎むべきものを六項目挙げたうちの最初の項目。
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「公は明を生ず」の解説
カンタン!解説
「公は明を生ず」っていう言葉は、心が公平であれば、つまり公正で偏らない考えを持っていれば、物事の真実や正確な判断ができるようになるっていう意味なんだよ。
簡単に言うと、公平に考えることができる人は、物事の本質や真実をちゃんと見ることができるんだ。だから、何か問題や難しいことが起きたときも、その人は正確な判断を下すことができるってこと。
例えばね、サッカーゲームで審判がいるでしょ。審判が公平にゲームを見ていれば、正しい判定ができるよね。でも、偏った考えを持っていたら、間違った判定をしてしまうこともあるよ。この言葉は、そんなことを教えてくれているんだよ。公平な心を持つことが、明確で正しい判断の基本になるんだね。
「公は明を生ず」の使い方
日本の政治家は、公は明を生ずということを知らないのかな。
富裕層に肩入れしすぎているわよね。
富裕層寄りの考えに偏っているから、政治がおかしいことになってしまっているよ。
納税額で言うと圧倒的に富裕層だけど、人口で言うと庶民の方が多いのだから無視してはいけないわよね。
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「公は明を生ず」の例文
- 公平性がないと公は明を生ずに反し、正しい判断ができない。
- ひいきをする先生が正しい判断を下せるとは思えない。公は明を生ずだ。
- 公は明を生ずというから、特定の人に肩入れしないで公平な視点で見る。
- 部下に息子がいると甘い顔をしがちだが、公は明を生ずというから平等に扱う。
- 公は明を生ずといわれるので、差別や偏見をなくし正しく世の中を見る。