「小姑一人は鬼千匹に向かう」の意味
【ことわざ】
小姑一人は鬼千匹に向かう
【読み方】
こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう
【意味】
嫁にとって、夫の姉や妹は、千匹の鬼を相手にするくらいに手ごわく、扱いが難しいものだというたとえ。
「小姑一人は鬼千匹に向かう」ということわざは、嫁にとって小姑の存在がとても大変で、その厄介さは鬼千匹分にも匹敵するという意味を持っているんだよ。
ええっ!? それはつまり、嫁さんにとって、小姑ってめちゃくちゃ大変な存在やなんやな。
鬼千匹もの恐ろしさって、それは相当なことやろ。結婚生活、なかなか平和じゃない場面もあるんやな。小姑さん、パワフルすぎるわ。
【参考】
古いしきたりの中での嫁の立場をたとえたことば。「小姑(こじゅうと)」は嫁入り先の、夫の姉妹。夫の兄弟の場合は、「小舅(こじゅうと)」と書く。
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「小姑一人は鬼千匹に向かう」の解説
カンタン!解説
「小姑一人は鬼千匹に向かう」っていう言葉はね、新しい家に入った嫁さんにとって、小姑(旦那さんの妹とか)がすごく大変な存在だってことを教えてるんだよ。
例えばね、昔の話や映画で見るように、小姑が新しい嫁さんに色んなことを言ったり、いじめたりすることがあったんだ。だから、新しい家に入った嫁さんにとって、小姑一人の存在は、まるで鬼が千匹いるように感じるほど大変だったのさ。
この言葉は、一人の小姑がどれだけ大変な存在になり得るかを強調しているんだ。だから、関係をよくするために、お互いに理解し合うことが大切だよってことも教えてくれているんだね。
「小姑一人は鬼千匹に向かう」の使い方
小姑一人は鬼千匹に向かうというけれども、僕は、兄さんの奥さんといい関係を築いているから鬼どころか天使だと思っているはずだよ。
そう思われていると良いわね。わたしのお母さんがうちにお嫁に来た頃、お父さんの妹であるおばさんが近くにいて、とてもこわい小姑だったそうよ。
へえ。まさに小姑一人は鬼千匹に向かうっていう言葉通りだったのかな?
鬼退治に旅立つ桃太郎の気持ちになったらしいわよ。
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「小姑一人は鬼千匹に向かう」の例文
- 小姑一人は鬼千匹に向かうというが、私は、夫の姉に相当いびられた。
- 小姑一人は鬼千匹に向かうというが、夫の妹は、いつも家の掃除をチェックしていくので困る。
- 小姑一人は鬼千匹に向かうというが、義理の姉は、急に実家に帰って来て、いつもこの家はろくなお菓子が用意されてないわねと文句を言う。
- 小姑一人は鬼千匹に向かうというが、義理の妹は、義母と一緒になって愚痴を言う。
- 小姑一人は鬼千匹に向かうというが、夫の兄は、会うたびにダメ出しをするので面倒くさい。