【ことわざ】
逃がした魚は大きい
【読み方】
にがしたさかなはおおきい
【意味】
手に入り損なったものは、惜しさのあまり実際よりも素晴らしく思えるという意味です。
【語源・由来】
三寸(約9.1㎝)の鯛でも、釣り上げる寸前で逃がしてしまうと、目の下一尺(約30.3㎝)の鯛に見えてくることから来ています。
【類義語】
・釣り落とした魚は大きい
・逃げた鰻に小さいはない
・逃げた鯰は大きく見える
・逃がしたものに小さいものなし
・死ぬる子は眉目よし
・死んだ子は賢い
【対義語】
・すっぱい葡萄
【英語】
・Every fish that escapes, appears greater than it is.
・You should have seen the fish that got away.
・You don’t know what you’ve got, til it’s gone.
・I didn’t realize what I had until I lost it.
・The biggest fish is always the one that got away.
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「逃がした魚は大きい」の使い方
昨日おばあちゃんに、近所のスーパーに行って買い物してきてって頼まれたんだけどさ。
行ってあげたの?
ううん、ゲームしたかったから行かなかった。そしたら、弟が代わりに行ってきたんだけど、お釣りの1240円、全部お駄賃でもらってた。
あらら、逃がした魚は大きかったわね!
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「逃がした魚は大きい」の例文
- 別れた元彼に「逃がした魚は大きい」と思わせたい女性がいますが、自分がものすごく良い女だとでも言いたいのでしょうか。
- 来月号の特集では、過去の恋愛で「逃がした魚は大きかった」と後悔した経験のある男性読者からアンケートを取ろうと思います。
- 2年前に振った元彼が、今では高級外車を3台も所有するIT企業の社長になっていた。逃がした魚は大きいと言うけど、大きすぎると思った。
- 昨日買おうかどうしようか迷って、最終的に購入を見送った株が、今日ストップ高になった。逃がした魚は大きいとはこの事だ。