「坂に車」の意味(語源由来)
【ことわざ】
坂に車
【読み方】
さかにくるま
【意味】
油断すると後戻りしてしまうこと。また、勢いづいて止まらないこと。
「坂に車」という言葉は、油断をすると前進していたことが後退してしまう危険があることや、一度動き出すと止まらない勢いのことを表しているんだよ。
ああ、それはつまり、気を抜くと前に進んでたことが逆戻りすることや、一度スピードがついたら止まれへんことを言うんやな。
坂道で車を止めてたら、ちょっと油断すると車がバックしてしまう、または、一度加速したらすぐには止められへんってことや。物事を進めるときも、ちゃんと注意深く、そして時には勢いを大切にしなあかんってことやね。
【語源・由来】
車を引いて坂道を登り降りする意から。
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「坂に車」の解説
カンタン!解説
「坂に車」っていう表現は、車を坂道で上げ下げすることから来てるんだよ。想像してみて。坂を車で上ってる時、少しでも気を抜くと、車は後ろに戻ってしまうよね。逆に、坂を下ってる時は、速くなって止められなくなることもある。
だから、この表現は、物事を進める時に油断すると元の位置に戻ってしまうこと、または、あまりにも勢いよく進めると、コントロールできなくなってしまうことを警告しているんだ。つまり、「注意深く、ちょうどいいペースでやろう」という意味が込められてるよ。
「坂に車」の使い方
頑張ったおかげで成績が上がったよ。
良かったわねー。坂に車というから油断しないことね。
やればできるということが分かったから頑張り続けるよ。
自分に合う勉強方法が分かると勉強が楽しくなるわよね。
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「坂に車」の例文
- 反対運動が坂に車となり、もう誰にもとめられない。
- こうなったら坂に車で、行くとこまで行くしかない。
- 油断すると坂に車のように、また景気後退となり悪夢のような日々が戻ってくる。
- 健康診断の数値が良かったからと調子に乗ると、坂に車になる。
- せっかく順調に体重が減っていたのに、気のゆるみから坂に車のごとくリバウンドにつながる。