【三顧の礼】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】
三顧の礼

【読み方】
さんこのれい

【意味】
地位ある人や目上の人が、何度も足を運んで、賢人(けんじん)に礼を尽くして仕事を引き受けてもらうために頼み込むこと。

【語源・由来】
出典は三国志(さんごくし)で有名な劉備(りゅうび)について、諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が劉禅(りゅうぜん)に奏上(そうじょう=もうしのべること)した「出師表(すいしのひょう)」の文中に記したもので、「文選(もんぜん)」等にも引用されています。

「出師表」とは、部下が出陣する際に君主にたてまつる文書のことです。歴史上は諸葛亮が奏上したものが著名であり、「出師表」といえばこれを指します。

【類義語】
四字熟語では「草廬三顧(そうろさんこ)」といいます。

【英語訳】
直訳の一例は Three visits to Zhuge Liang(諸葛亮孔明の英語名)です。

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「三顧の礼」の使い方

健太
お願い!宿題教えて下さい。
ともこ
どうしうようかな。健太君いつもは偉そうなんだもん。
健太
とも姫様なくして学校生活はありません。
ともこ
三顧の礼のつもりなの?

「三顧の礼」の例文

  1. さすが三顧の礼をもって来ていただいたことだけのことはある。立派な人ですね。
  2. 三顧の礼のつもりでお願いしたが、どうしても首を縦に振ってくれない。
  3. 聞くところによれば、うちの社長が先方にわざわざお願いにいっているらしい、三顧の礼みたいなものでしょう。
  4. 私のようなもののために、三顧の礼のようなお願いをされると困ってしまいます。

まとめ

三顧の礼といえば誰でも「三国志」のことを思いうかべます。魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国時代のことを述べた歴史書のことですが、実は私達になじみのものは後世になって、歴史書の「三国志」とその後の民間伝承(でんしょう)で、唐の時代から元にかけて流行した話をもとに、明の時代の初期に羅貫中(らかんちゅう)という作家が著作した「三国志演義(さんごくしえんぎ)」です。「三国志」の世界は「三国志演義」によって、日本だけでなく、世界中に広まったのです。

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