「山中暦日なし」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
山中暦日なし
【読み方】
さんちゅうれきじつなし
【意味】
俗世間を離れ、年月が過ぎるのも忘れてのんびり暮らすことのたとえ。
「山中暦日なし」ということわざは、山の中や自然の中での生活がとても静かで落ち着いているため、時間が経つのも忘れてしまうという意味があるんだよ。
あぁ、それは、山の中でのんびりとしてると、時間や日付のことなんて気にせんで過ごしてしまうってことやな。都会の喧騒から離れて、自然の中でリラックスしてると、日常の忙しさや時間の流れなんて忘れてしまうんやろな。
それは、自然の中ののんびりした時間のすごしやすさを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「太上隠者」の「人に答う」
【語源・由来】
俗世をのがれた隠遁生活の趣をいう。山の中の生活には暦もないという意から。
【類義語】
・野人暦日無し
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「山中暦日なし」の解説
カンタン!解説
「山中暦日なし」という言葉は、「唐詩選」という詩集にある太上隠者という詩人の「答人」という詩からきているよ。
この言葉の意味は、山の中で静かに暮らしていると、時間の流れや日々の喧騒を忘れて、すごくのんびりとした気持ちで過ごすことができる、っていうことを表しているんだ。
簡単に言うと、山の中で生活すると、都会の忙しさや日常の慌ただしさから離れて、時間の流れを忘れてリラックスできる、という意味だよ。
例えば、夏休みに田舎のおばあちゃんの家に遊びに行って、のんびりとした時間を過ごして、何日経ったのかもわからないって感じること、あるよね?それと似たような感じで、山の中では日常の忙しさを忘れて、ゆっくりとした時間を過ごせるんだよ。
「山中暦日なし」の使い方
ともこちゃんが来たってことはもう年末なのかな。
山中暦日なしね。山の中の生活を満喫しているようね。
憎しみや妬みなんかのマイナスの感情が解放されて心身ともにリラックスできているよ。
時間からも解放されたようね。
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「山中暦日なし」の例文
- 山中暦日なしというように、田舎でのんびり暮らしたい。
- スマホの電波の届かない山奥で、時間に縛られず山中暦日なしの暮らしをする。
- サラリーマン生活に疲れ果て山中暦日なしの日々に憧れる。
- 季節ごとの行事を楽しむのも良いが、山中暦日なしのような時に縛られない大らかな生活も良い。
- 時間に追われない山中暦日なしの生活を送る。