「辛抱は金、挽臼は石」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
辛抱は金、挽臼は石
しんぼうはきんひきうすはいし
【意味】
辛抱して働けば金持ちになれるということ。
長い目で見て、根気強く努力し続けることの価値を示してるんやな。最終的には、そうした努力が財産や成功につながるってことや。
【語源・由来】
石臼の心棒は鉄でできていることから。
【類義語】
・辛抱する木に金がなる
・牡丹餅は米、辛抱は金
・石臼でも心棒は金
・辛抱の棒が大事、辛抱が大事
「辛抱は金、挽臼は石」の解説
「辛抱は金、挽臼は石」という言葉は、忍耐が金を生むという意味を持っていることわざで、ひき臼(挽臼)が石でできていることと、その心棒が鉄であることにかけて、忍耐と努力が富や成功をもたらすということを表しているんだよ。
この表現は、ひき臼(挽臼)が穀物を挽くために使われる道具であり、その重要な部分が石や鉄でできていることから、耐久性や頑強さを示唆しているんだね。このことから、辛抱強く努力を続けることが、最終的には金や成功をもたらすという意味が込められているんだ。
たとえば、ビジネスや学業、あるいはどんな困難な目標に取り組む場合でも、忍耐強く努力を続けることが成功の鍵であるという教えが含まれているんだ。このことわざは、一時的な困難や挫折に耐え、長期間にわたって粘り強く努力することの重要性を示しているんだね。
「辛抱は金、挽臼は石」という言葉は、忍耐と努力が最終的には大きな報酬や成功をもたらすという教訓を含んでいる言葉なんだ。
「辛抱は金、挽臼は石」の使い方
「辛抱は金、挽臼は石」の例文
- 辛抱は金、挽臼は石というが、パワハラを辛抱する義務はない。
- 辛抱して働けば辛抱は金、挽臼は石となり、ゆくゆくはマイホームを手に入れられる。
- 健太くんは忍耐力が無いから仕事をころころ変える。辛抱は金、挽臼は石というのに、このままでは彼は貧しいままだ。
- 辛抱は金、挽臼は石というから、忙しくても仕事があってありがたいと思い辛抱して働く。
- 忍の一字は衆妙の門というし、辛抱は金、挽臼は石だから、金持ちになるために我慢する。