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【神仏混淆火事掛合い】の意味と使い方や例文(語源由来)

神仏混淆火事掛合い

「神仏混淆火事掛合い」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
神仏混淆火事掛合い

【読み方】
しんぶつこんこうかじかけあい

【意味】
何でもいっしょくたなこと。

「混淆」は、入り交じること。「掛合い」は、詰合い。談判。
ことわざ博士
「神仏混淆火事掛合い」という言葉は、もともとは神事、仏事、火事見舞い、人との交渉など、どんな場面にも同じ服装で臨むことを指していたんだよ。

転じて、さまざまな事柄を区別せず、すべてを一緒くたに扱うことを意味するようになったんだね。

助手ねこ
ああ、そういうことかいな。つまり、「どんな場面でも同じように振る舞うこと」やな。もともとは服装の話やったけど、今は何事も区別せず一緒くたにすることを言うんやね。

この言葉は、異なる事柄を全部一緒に扱うのは適切でないってことを示してるんや。さまざまな状況や事柄を同じように扱うのは、その重要性や特性を見落とすことになるって教えてくれてるんや。

【語源・由来】
神事、仏事、火事見舞い、人との交渉すべてに同じ服装で出かけることから。

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「神仏混淆火事掛合い」の解説

カンタン!解説
解説

「神仏混淆火事掛合い」という表現は、神事、仏事、火事見舞い、人との交渉など、さまざまな場面に同じ服装で出掛けることを指し、転じて、何もかもがごちゃ混ぜになっている、区別がつかない状況をたとえる言葉なんだよ。

「混淆」とは、異なるものが入り混じることを意味し、「掛合い」とは話し合いや談判のこと。このことわざは、本来ならばそれぞれ異なる服装や態度が求められる神事、仏事、火事見舞い、人との交渉などの場に、区別なく同じように対応する様子を指しているんだ。

たとえば、異なる種類のイベントや集まりに対して、同じ服装や態度で参加することは、それぞれの場の重要性や特性を無視していることになる。このことわざは、様々な事柄を区別せずに一緒くたにすることの不適切さや、それぞれの事柄に適した対応の重要性を示しているんだ。

「神仏混淆火事掛合い」という言葉は、さまざまな状況や事柄に対して適切に対応することの重要性を教えてくれる言葉なんだね。それぞれの場に応じた適切な態度や服装が求められることを示唆しているんだ。

「神仏混淆火事掛合い」の使い方

ともこ
押し入れに全部しまったの?
健太
適当にポイポイッといれておいたよ。
ともこ
神仏混淆火事掛合いじゃない。分類整理しないと後が大変よ。
健太
だから僕の部屋は片付かないのか。
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「神仏混淆火事掛合い」の例文

  1. 彼は生き物かそうじゃないかという認識で生きているので、馬も人間も神仏混淆火事掛合いだ。
  2. 水気のあるものとないものを神仏混淆火事掛合いに入れると、すべて水気をおびてしまう。
  3. ともこちゃんは大雑把なので、何でもかんでも神仏混淆火事掛合いのようにごちゃまぜにしてしまう。
  4. 彼はどこに行くときもスーツで、まさに神仏混淆火事掛合いだ。
  5. レッサーパンダもパンダも名前は神仏混淆火事掛合いだが、種類は異なる。

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