「知小にして謀大なり」の意味(出典)
【ことわざ】
知小にして謀大なり
【読み方】
ちしょうにしてはかりごとだいなり
【意味】
思慮が浅く計画ばかり大きいこと。身の程知らずなこと。
「知小にして謀大なり」ということわざは、考えが浅いのに大きな計画を立てるという、ちょっと身の程を忘れた様子を表しているんだ。
なるほどな。これは、「考えがまだ未熟なのに、大きなことを企てるのは身の程をわきまえてない」ってことやな。
ほんまにその計画を成功させるためには、自分が何ができて何ができへんか、ちゃんと理解してから動かなあかんってことを教えてくれるわけやな。
【出典】
「易経」
【スポンサーリンク】
「知小にして謀大なり」の解説
カンタン!解説
「知小にして謀大なり」っていうことわざはね、自分の理解力や能力がまだ小さいのに、計画だけは大きい、つまり、自分がやろうとしていることの大きさに対して、自分の力が追いついていない状態を指すんだよ。
たとえばね、小学生が「世界一周旅行を自分で企画する!」って言ったら、それはちょっと無理があるよね。まだ小学生はお金を稼ぐ力も、行き先を決める知識も、旅行の準備をする能力も十分にはないから、そんな大きな計画をするのは難しいんだ。
だから、「知小にして謀大なり」っていうのは、自分がどれだけのことができるか、自分の力をちゃんと理解して、自分に合った計画を立てることが大切だよ、っていう意味を持つんだね。それが自分の計画がうまくいく秘訣なんだよ。
「知小にして謀大なり」の使い方
僕は世界を統一してみせるぞ。
知小にして謀大なりね。この学校の一番にすらなれていないというのに。
いずれそうなるって。
まずは手近なところから始めた方が良いわよ。
【スポンサーリンク】
「知小にして謀大なり」の例文
- 自分の限界を考えずに、大きな夢を抱くのは知小にして謀大なり。
- その顔で高嶺の花に恋をするとは、知小にして謀大なりだ。
- 高望みするな。知小にして謀大なり、身の程を知れ。
- 健太くんは、知小にして謀大なりという感じで、身の程知らずな野望を抱いてる。
- 夢ばかり大きくて、そこまで行くのにまあなんとかなるでしょうでは、知小にして謀大なりと言わざるを得ないだろう。