「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」の意味(類義語)
【ことわざ】
足袋は姉を履け雪駄は妹を履け
【読み方】
たびはあねをはけせったはいもうとをはけ
【意味】
足袋は洗うと縮むので、姉の足に合う大きめのものを買って、雪駄は使うと鼻緒がゆるむので妹の足に合う小さめのを買えということ。足袋は足の大きい姉から。雪駄は足の小さい妹から順に履けば、大勢で履けて経済的だ。物を買うときには見通しを立てて買うべきだということ。
これは、物を選ぶときにはその後どうなるかを考えて、ぴったりなサイズだけじゃなくてちょっと先のことも見て選ばなあかんって教えてくれてるんやな。
「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」の解説
「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」っていうことわざは、物を買うときには将来的なことを考えて賢く選ぶべきだという教えなんだよ。
「足袋」っていうのはね、洗うと縮んじゃうから、最初はちょっと大きめのを買って、年上の姉から順に使うのがいいんだって。だから「足袋は姉を履け」っていうんだよ。
一方、「雪駄」は使っていくと鼻緒がゆるんでくるから、最初はちょっと小さめのを買って、年下の妹から順に使うのが経済的で賢い選択なんだって。だから「雪駄は妹を履け」っていうわけさ。
たとえばね、お兄ちゃんが大きいサイズのパーカーを買って、成長して小さくなったら妹に下ろすと、1つのパーカーで2人が着ることができて経済的だよね。それと同じように、物を買うときには将来的な使い道や経済性を考えるっていうのがこのことわざの教えなんだよ。
だから、「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」っていうことわざは、「物を買うときには将来を見越して、賢く選びなさい」っていうことを言っているんだね。
「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」の使い方
「足袋は姉を履け雪駄は妹を履け」の例文
- 何かを買う時は、足袋は姉を履け雪駄は妹を履けっていうけど少子化時代だから次に履く人の事なんて考えない。
- 足袋は姉を履け雪駄は妹を履けというから、常に先を見越して買い物をするべきだ。
- 最近は外見が若い親が多いから子供と衣服を共有でき、足袋は姉を履け雪駄は妹を履けという教えに親を加えてもよさそうだ。
- 足袋は姉を履け雪駄は妹を履けというように、先の先まで考えて買い物をすれば無駄が無くなる。
- 大量生産大量消費の時代は終わった。足袋は姉を履け雪駄は妹を履けというように、環境にも家計にも負荷のない暮らしが求められる。