「儋石の儲え」の意味(出典)
【ことわざ】
儋石の儲え
【読み方】
たんせきのたくわえ
【意味】
わずかなたくわえ。
「儋」は、一人でかつげる量。
なるほど、それはつまり、「ちょっとした貯蓄」ってことやな。
大きな貯金があるわけではないけど、少しずつでもちゃんと貯めているんやな。これは、ちょっとずつでも貯金する大切さや、節約の重要性を教えてくれる言葉やな。
【出典】
「漢書」
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「儋石の儲え」の解説
カンタン!解説
「儋石の儲え」っていう表現はね、すごく少ないお金や食べ物の貯えを指すんだよ。
「儋石」は昔の中国の人の名前で、その人がとても貧しかったけど、少しずつお米を貯めていったという話があるんだ。だから「儋石の儲え」っていう表現は、それがとても少なくても、大切に貯めていくことを意味しているんだね。
例えば、お小遣いが少ないけど、毎週少しずつ貯めて、自分が欲しいものを買ったり、大切な何かのために使ったりすることを指すんだよ。だから、お金や食べ物が少ない時でも、大切に使うこと、無駄にしないことが大切だと教えてくれているんだね。
「儋石の儲え」の使い方
儋石の儲えしかないけど、老後は大丈夫なのかな。
不安なら働くしかないわね。
物価の急騰で、働けど働けどなお、わがくらし楽にならざりだよ。
物価が安定して平穏な世の中になって欲しいわね。
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「儋石の儲え」の例文
- 振り込め詐欺にあい、儋石の儲えをとられた。
- 儋石の儲えで、欲しかったものを清水の舞台から飛び降りる気持ちで買う。
- 日々慎ましく、儋石の儲えでも心豊かに生きていく。
- 儋石の儲えしかないが、強盗に狙われる心配もないので安心だ。
- 田畑を耕し、自給自足で細々と、儋石の儲えで暮らす。
大きな貯蓄があるわけではないけれど、それでも一生懸命に少しずつ貯えている状況を描いているんだ。