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【胆斗の如し】の意味と使い方や例文(出典・故事・類義語)

胆斗の如し

「胆斗の如し」の意味(出典・故事・類義語)

意味

【ことわざ】
胆斗の如し

「胆の大なること斗の如し」「斗胆とたん」ともいう。

【読み方】
たんとのごとし

【意味】
胆が一斗升のように、非常に大胆であることのたとえ。

「斗」は、一斗(十升)入りの升。
ことわざ博士
「胆斗の如し」という表現は、心臓が一斗升の大きさのようだという意味で、非常に大胆な人を形容するたとえ言葉なんだよ。
助手ねこ
それはつまり、「めちゃくちゃ大胆な人」ってことやな。

心臓が一斗升くらいの大きさがあるかのように、恐れ知らずで大胆な行動をとる人のことを言うんやな。この言葉は、すごく大胆で勇敢な人のことを表してるんやな。

【出典】
三国志さんごくし

【故事】
中国三国時代、しょく姜維きょういが魏を攻めたが、敗れて魏の兵に殺された。兵が胸を痛めたところ、その胆は一斗のますほどであるという意から。

【類義語】
・胆かめの如し

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「胆斗の如し」の解説

カンタン!解説
解説

「胆斗の如し」っていう表現はね、すごく大胆な人、とても勇敢で恐れ知らずな人のことを指すんだよ。

「胆斗」っていうのは、「胆」が肝臓、つまり「きも」を、そして「斗」は昔の容量を表す単位だよ。「胆斗の如し」は、文字通りに訳すと「肝が一斗(18リットル)のようだ」っていう意味になるんだ。

これは昔の中国の「蜀志しょくし」の中の人物、姜維きょういがとても勇敢で大胆だったことから来ているんだよ。だから、「胆斗の如し」っていうのは、とても大胆な人、恐れを知らない人のことを言うんだね。例えば、誰もが怖がるようなことでも、全く恐れずに挑戦する人のことを指すよ。

「胆斗の如し」の使い方

ともこ
あの怖い先生に言いかえすなんて、胆斗の如しね。
健太
昔から心臓に毛が生えているんじゃない?って言われるんだ。
ともこ
胆斗の如しというか、図太いというか…。
健太
男として生まれたからには、大胆で勇敢な方がいいじゃないか。
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「胆斗の如し」の例文

例文
  1. 彼は、胆斗の如し度胸であまり動揺しない。
  2. 健太くんは、胆斗の如し肝っ玉の持ち主なので、
  3. 人前に出ても決してあがらない、胆斗の如し彼が羨ましい。
  4. 胆斗の如し彼は、常に平然としている。
  5. 神をもおそれぬ彼は、胆斗の如し男で、きっと銃を突きつけられても平気な顔をしているだろう。




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