「誑しが誑しに誑される」の意味(類義語)
【ことわざ】
誑しが誑しに誑される
【読み方】
たらしがたらしにたらされる
【意味】
いつも人をだましている人が、だまそうとして逆にだまされてしまうこと。
よく人をだましてる人が、結局自分がだまされてしまうっていう皮肉な状況を描いてるんやな。これは、人をだますことの悪さを教えてくれてる言葉やな。
【類義語】
・取ろう取ろうで取られる
・騙す騙すで騙される
・化かす化かすが化かされる
・盗人が盗人に盗まれる
・狸が人に化かされる
「誑しが誑しに誑される」の解説
「誑しが誑しに誑される」っていうことわざは、いつも人をだます人が、自分もだまされちゃうっていう意味だよ。
例えばね、いつも宿題をしないで、先生にうそをついてごまかしている友達がいたとするね。そして、ある日その友達が、他の友達に「宿題、出さなくても大丈夫だよ、今日は先生が忘れてるから」とだまそうとしたんだ。でも、実はその情報は間違っていて、先生はちゃんと宿題をチェックしていて、だまそうとした友達は逆に自分がだまされた形になってしまったっていう状況を表すんだよ。
「誑し」っていうのは、人をだます人のことを指しているんだ。だから、このことわざは、いつも人をだます人が、だます相手にだまされるっていう、ちょっと皮肉な状況を表しているんだよね。
「誑しが誑しに誑される」の使い方
「誑しが誑しに誑される」の例文
- だましているつもりが、相手の掌の上で転がされていただけで、誑しが誑しに誑された。
- 警察に捕まった方がまだましだった。誑しが誑しに誑されるなんて、詐欺師廃業だ。
- 人をだまそうとしてはいけない。誑しが誑しに誑されることもある。
- 3億円の土地をだましとろうとしたが、誑しが誑しに誑され、逆に土地を奪われた。
- 憎たらしいあいつを騙して痛い目にあわせようと思っていたのに、誑しが誑しに誑される結果になった。