「天に口あり地に耳あり」の意味(類義語)
【ことわざ】
天に口あり地に耳あり
【読み方】
てんにくちありちにみみあり
【意味】
秘密事や悪事は、いずれ人に知れてしまうものだ。
あ、それって「隠しても、結局何かしらでバレるもんやな」ってことやね。
どんなにこっそりとやっても、天や地がちゃんと見てるから、どこかで情報が漏れるんやな。秘密を持つことの難しさや、悪事を働くリスクを教えてくれる言葉やね。
【類義語】
・天に口
・天に眼
・天に口あり壁に耳あり
・壁に耳あり障子に目あり
・壁に耳、岩に口
・昼には目あり夜には耳あり
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「天に口あり地に耳あり」の解説
カンタン!解説
「天に口あり地に耳あり」っていうことわざはね、どんなに秘密を守ろうとしても、悪いことや隠していることは、どこかで誰かに知られることが多い、っていう意味なんだよ。
例えば、クラスでちょっと悪いことをしたり、誰かの秘密を知ったりした時、それを絶対に誰にも言わないと思っていても、どういうわけかその話が広まって、みんなの知ってることになっちゃうことがあるよね。それって、まるで空が話して、地面がそれを聞いているかのように、すぐに知れ渡ることが多いんだ。
だから、このことわざは「秘密は意外とすぐに知れ渡るから、悪いことをしないように気をつけよう」という教えを伝えているんだよ。
「天に口あり地に耳あり」の使い方
秘密ってなんでばれるんだろう。
天に口あり地に耳ありっていうからね。
秘密を秘密にしなければいいのかな。
そうしたらそうしたでばれるでしょうね。
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「天に口あり地に耳あり」の例文
- 「情報筋の話によると…」とあるように、芸能人のプライベートでも国家機密でも天に口あり地に耳ありのごとく漏れるものだ。
- どこから秘密がばれたのか、天に口あり地に耳ありというから犯人特定は難しい。
- 天に口あり地に耳ありというから、誰にも話さず自分一人の胸の内にしまっておく。
- 秘密は得てして露見するものだ。天に口あり地に耳ありといい、誰かに話せばそれはもう拡散されると思った方がいい。
- 「秘密だよ」と言われたら話したくなるのが人情だし、天に口あり地に耳ありというから、いとも簡単に秘密ではなくなる。
何事も隠し通せるわけではないという警告の言葉なんだよ。