「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」の意味(出典)
【ことわざ】
天地を動かし鬼神を感ぜしむ
【読み方】
てんちをうごかしきしんをかんぜしむ
【意味】
詩歌は、天地を動かし鬼神をも感動させる力がある。
「鬼神」は、目に見えず超人的な力を持つ存在。霊的存在。
「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」という言葉は、詩歌の力がとても大きく、それが天や地を動かし、さらには神や霊まで感動させるほどの力を持っているという意味だよ。
わぉ、それってすごいことやな。詩や歌って、ただの言葉やメロディーやのに、まるでこの大きな宇宙やすごい神々まで動かせるくらいのパワーがあるってことやな。
詩歌のすごさ、これで改めて感じるわ。ありがとな、博士!
【出典】
「詩経」
「得失を正し天地を動かし鬼神を感ぜしむるは、詩より近きは莫し」
古今和歌集は、この言葉を踏まえ仮名序に「力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をも、あわれと思わせ、男女のなかをも和らげ、猛き武士の心をも慰むるは歌なり」と書いている。
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「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」の解説
カンタン!解説
「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」という言葉は、詩や歌の力ってすごいんだよ、ということを伝えているんだ。
これは、詩や歌が持つ力で、大きな自然や、想像上の鬼や神さえも感動させることができる、という意味だよ。
例えばね、ある歌を聴いて、すごく感動したり、涙が出たりすること、あるよね?それって、その歌の力で、私たちの心を動かしているんだよ。
この言葉は、そんな詩や歌のすごさ、つまり、どんなに大きなものでも動かす力があるということを、強調しているんだよ。だから、歌や詩って、本当にすごい力を持っているんだねってことを伝えたいんだよ。
「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」の使い方
この詩はすごいね。感動した。人生を変える詩になりそうだ。
まさに、天地を動かし鬼神を感ぜしむという感じね。
詩ってつまらないものだと思っていたけど、詩の概念が覆されたよ。
感動で胸がいっぱいよ。
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「天地を動かし鬼神を感ぜしむ」の例文
- 詩は人々の心に潤いを与えてくれて、天地を動かし鬼神を感ぜしむ偉大な力を持つ。
- 李白の詩は特に、天地を動かし鬼神を感ぜしむというように人々を感動させる力があるので令和の世にまで残っている。
- 天地を動かし鬼神を感ぜしむ偉大な詩を作るためには、心揺さぶる体験をたくさんしなければならない。
- 震災で心を病んだ人々を救えるような、天地を動かし鬼神を感ぜしむすごい詩を書きたい。
- 「詩歌なんて金にならん。医者になれ」と父は言うが、詩は天地を動かし鬼神を感ぜしむ底知れぬ力があるんだ。