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【唐紙唐紙仮名で書け】の意味と使い方や例文

唐紙唐紙仮名で書け

「唐紙唐紙仮名で書け」の意味

意味

【ことわざ】
唐紙唐紙仮名で書け

【読み方】
とうしからかみかなでかけ

【意味】
「唐紙」と書いただけでは、「とうし」なのか「からかみ」なのかわからないように、読み方次第で意味が変わるものは、かな書きしたほうがよい。

唐紙とうし」は、中国から輸入した紙。書画、表装に用いられる。「唐紙からかみ」は、唐紙とうしの模造品。また、その紙を張った襖。
ことわざ博士
「唐紙唐紙仮名で書け」という言葉は、一つの言葉でも読み方や解釈によって意味が変わることがあるので、そういう場合は仮名で書くと、混同や誤解を避けることができるという教えなんだよ。
助手ねこ
ほぉ~、要するに、「唐紙」みたいに、読み方や意味が複数ある言葉は、ハッキリとした意味を知らせるために、ひらがなやカタカナで書いた方がええってことやね。

そうすれば、人が読んで「あ、これはこの意味で使われてるんや」と分かりやすくなるわけやな。

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「唐紙唐紙仮名で書け」の解説

カンタン!解説
解説

「唐紙唐紙仮名で書け」っていう言葉は、同じ言葉でも読み方によって意味が変わる場合、それをひらがなやカタカナで書いた方がいいよって教えてくれる言葉なんだ。

たとえば、「唐紙」っていう言葉、これを「とうし」と読むと、絵を描いたり、書を書くのに使う特別な紙のことを指すんだ。でも、同じ「唐紙」を「からかみ」と読むと、ふすま(部屋と部屋を仕切る日本の伝統的な扉)に使われる紙のことを言うんだよ。

このように、同じ言葉でも読み方によって意味が全然違う場合、どっちの意味か混乱しないように、ひらがなやカタカナではっきりと書いた方が良いんだってことを、この言葉は伝えているんだよね。つまり、伝えたいことをはっきりと、わかりやすくするためのアドバイスなんだ。

「唐紙唐紙仮名で書け」の使い方

ともこ
健太くん、この「市場」はどっちの意味?
健太
どっちって?「市場いちば」だよ。
ともこ
市場しじょう」は大規模、「市場いちば」だと小規模になるのよ。
健太
そうなんだ。どっちも同じ意味だと思っていたよ。唐紙唐紙仮名で書けっていうように、かな書きにした方がいいね。
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「唐紙唐紙仮名で書け」の例文

例文
  1. 木の葉このは」は、木から離れた葉、「木の葉きのは」は、まだ木から離れていない葉をいうのだが、唐紙唐紙仮名で書けのごとくかなで書かないと区別がつかない。
  2. 利益りえき」は、もうけをいい、「利益りやく」は、神の恩恵を意味し、唐紙唐紙仮名で書けというように読み方で意味が異なる。
  3. 分別ふんべつ」と「分別ぶんべつ」は、漢字が同じで読み方も似ているが意味が違う。唐紙唐紙仮名で書けのごとく、仮名で書いた方が紛らわしくない。
  4. 上手じょうず」「上手うわて」「上手かみて」は、漢字表記が同じだが、読み方で意味が全く異なるので、唐紙唐紙仮名で書け。そうすれば間違いや勘違いが減る。
  5. からい」と「つらい」は、見た目が同じでも読み方次第で使い方が違うから、唐紙唐紙仮名で書けのようにひらがな表記にしたほうが良い。

 


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