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【泥棒も十年】の意味と使い方や例文(語源由来)

【ことわざ】

泥棒も十年

【読み方】

どろぼうもじゅうねん

【意味】

どんなことでも、習得するまでには長年の修行が必要な事。何事も時間をかけて、習得しなければ一人前といえないという事。

【語源・由来】

盗み心は基本的には誰にでもあるという事から、泥棒は一見容易のようだが、それですら十年やらないと一人前にならないという事から。

「泥棒」の言葉の語源は、確実なものは未だに不詳とされ、様々な説が存在しています。
例えば有力な説として、ものを無理矢理奪うという意味の「押し取り」に人という意味の「坊」が付いて「押し取り坊」になり、転じて「泥棒」になったという説と、また、「取り奪う」が転じて「泥棒」になったという説が語られています。その他にも、「どら息子」「道楽者」が転じた「どろ」と「暴」が合わさり「泥棒」となった説や、実際に泥棒をする際に顔を隠す為に泥を塗り、手に棒を持って望んだという説もあります。
また「怪盗」と「泥棒」は区別されており、「怪盗」とは主に犯行予告を行い、現実的にはあり得ない犯行手段を用いて華麗に宝物を盗んでいく者を連想させ、「泥棒」は逆に不意打ちで犯行を行い、人目につかないように金銭を盗む姿を連想させます。
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「泥棒も十年」の使い方

ともこ
もう夏だね。暑くなってきたし、スイカが食べたい季節だね。
健太
本当だね。ちなみに僕の特技はスイカの種を遠くに飛ばす事なんだ。
ともこ
それは特技って言えるの?簡単に出来そうだけど。
健太
それがなかなか難しいんだよ。泥棒も十年というけれど、これを習得するのに長い間、練習したんだから。

「泥棒も十年」の例文

  1. 周りの皆はくだらないことと笑うが、僕はこれを習得するのに十年かかった。まさに泥棒も十年だ。
  2. 初めは自炊なんて簡単な事だと思っていたが、泥棒も十年で、慣れるまでに時間がかかるものだ。
  3. 泥棒も十年というから、どんなにくだらないことでも習得した人はそれなりに努力をしてきたと思わなければいけない。

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