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前向きな二字熟語一覧【目標や抱負にも使えるポジティブな言葉】

「さ行」の前向きな二字熟語一覧【目標や抱負にも使える】

最善(さいぜん)

①いちばんよいこと。いちばん適切なこと。
②できるかぎりのこと。ベスト。


刷新(さっしん)

弊害を除いて事態を全く新たにすること。


慈愛(じあい)

いつくしみ愛すること。


実現(じつげん)

計画・期待などが現実のものになること。また、現実のものとすること。


実行(じっこう)

①実際に行うこと。
②刑法で、故意をもって犯罪を構成する要件にあたる行為を行うこと。


実践(じっせん)

①主義・理論などを実際に自分で行うこと。
②哲学で、
㋐人間の倫理的行為。アリストテレスの用法で、カントなどもこの意味で用いる。
㋑人間が外界についてもっている自らの知識に基づき、これに働きかけて変革していく行為。マルクスとエンゲルスによって明らかにされた意味。


始動(しどう)

①動きはじめること。また、動かしはじめること。
②特に、機械が動きはじめること。機械の運転をはじめること。


寂滅(じゃくめつ)

①仏語。煩悩 (ぼんのう) の境地を離れ、悟りの境地に入ること。涅槃。
②消滅すること。死ぬこと。


充実(じゅうじつ)

必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること。


充足(じゅうそく)

十分に補い満たすこと。また、満ち足りること。


執念(しゅうねん)

ある一つのことを深く思いつめる心。執着してそこから動かない心。


充満(じゅうまん)

①一定の空間などに、あるものがいっぱいにみちること。
②満ち足りること。満足。
③腹いっぱいになること。満腹。


昇華(しょうか)

①固体が、液体を経ないで直接気体になること。また、気体が直接固体になること。樟脳 (しょうのう) ・ナフタリン・ドライアイスなどでみられる。
②物事が一段上の状態に高められること。
③精神分析の用語。性的エネルギーが、性目的とは異なる学問・芸術・宗教などの活動に置換されること。


成就(じょうじゅ)

物事を成し遂げること。また、願いなどがかなうこと。


上昇(じょうしょう)

より高い位置、高い程度に向かってゆくこと。上がってゆくこと。


常勝(じょうしょう)

戦うたびに勝つこと。いつも勝つこと。


精進(しょうじん)

①雑念を去り、仏道修行に専心すること。
②一定の期間行いを慎み身を清めること。
③肉食を断って菜食をすること。
④一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること。


情熱(じょうねつ)

ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち。熱情。


勝負(しょうぶ)

①勝ち負け。勝敗。
②勝ち負けを決めようとして争うこと


初志(しょし)

初めに思い立った希望や考え。最初の志。


初心(しょしん)

①最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。
②物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。
③物事に慣れていないこと。世慣れていないこと。また、そのさま。うぶ。
④仏教で、初めて悟りを求める心を発すること。また、その人。


勝利(しょうり)

①戦いや争いなどで、相手に勝つこと。
②(勝利)仏語。すぐれた利益 (りやく) 。


触発(しょくはつ)

①物に触れて爆発・発動すること。
②感情・衝動・意欲などを誘い起こすこと。


所信(しょしん)

信じている事柄。信ずるところ。


試練(しれん)

信仰・決心のかたさや実力などを厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難。


進化(しんか)

①生物が、周囲の条件やそれ自身の内部の発達によって、長い間にしだいに変化し、種や属の段階を超えて新しい生物を生じるなどすること。一般に体制は複雑化し機能は分化していく。また、無機物から有機物への変化、低分子から高分子への変化などについても用い、拡張して星の一生や宇宙の始原についても用いられる。
②社会が、未分化状態から分化の方向に、未開社会から文明社会へと変化発展すること。
③事物が進歩して、よりすぐれたものや複雑なものになること。


真剣(しんけん)

①本物の刀剣。木刀や竹刀に対していう。
②まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。


振興(しんこう)

ふるいおこして物事を盛んにすること。また、盛んになること。振起。


真摯(しんし)

まじめでひたむきなさま。


信念(しんねん)

①正しいと信じる自分の考え。
②宗教を信じる気持ち。信仰心。


進歩(しんぽ)

①物事がしだいによりよいほうや望ましいほうへ進んでいくこと。
②歩を進めること。前進。


親睦(しんぼく)

親しみあうこと。なかよくすること。


信頼(しんらい)

信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。


信望(しんぼう)

信用と人望。


心友(しんゆう)

心の通い合った友。同心の友。


尽力(じんりょく)

あることのために力を尽くすこと。骨を折ること。


静穏(せいおん)

①静かで穏やかなこと。また、そのさま。
②風速毎秒0.2メートル以下で、風力階級0の無風状態。


生気(せいき)

①いきいきとした感じ。活気。
②万物を育てる自然の力。


誠実(せいじつ)

私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。


青春(せいしゅん)

①夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。青年時代。
②春。陽春。


清新(せいしん)

新鮮でいきいきしていること。また、そのさま。


盛大(せいだい)

集会などが、きわめて盛んなこと。りっぱで大規模なこと。また、そのさま。


成長(せいちょう)

①人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。
②物事の規模が大きくなること。拡大。


制覇(せいは)

①競争相手を押さえて権力や主導権を握ること。
②試合などで優勝すること。


席巻(せっけん)

席(むしろ)を巻くように片端から土地を攻め取ること。転じて、圧倒的な勢いで自分の勢力範囲におさめること。


前進(ぜんしん)

①前へ進むこと。
②物事がよいほうへ動くこと。


全力(ぜんりょく)

もっている限りの力。ありったけの力。


壮挙(そうきょ)

壮大で意欲的な計画。また、その実現。


壮健(そうけん)

健康で元気なこと。また、そのさま。


創造(そうぞう)

①新しいものを初めてつくり出すこと。
②神が宇宙・万物をつくること。


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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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