「善も積まざれば以て名を成すに足らず」の意味とは?(出典)
【ことわざ】
善も積まざれば以て名を成すに足らず
【読み方】
ぜんもつまざればもってなをなすにたらず
【意味】
どんな善行でも少しでは何にもならない。積み重ねて行ってこそ名誉や名声を得る。
なるほどな、これは「良いことを少しだけやっても、それだけじゃ全然意味がないんやで。一度だけやるんじゃなくて、何回も何回も続けてやることで、初めてみんなから認められるんやな」っていう話やな。
だから、良いことは続けることが大事ってことを教えてくれる言葉なんや。
【出典】
「易経」
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「善も積まざれば以て名を成すに足らず」の使い方
お年寄りに席を譲るなんて偉いわね。
一日一善を心掛けているからね。
善も積まざれば以て名を成すに足らずというから続けないとね。
極楽往生できるように積んで積んで積み重ねるよ。
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「善も積まざれば以て名を成すに足らず」の例文
- 一度の善行で満足してはいけない。善も積まざれば以て名を成すに足らずというから、何度も行うことが大事だ。
- 善も積まざれば以て名を成すに足らずというし、積善の家には必ず余慶ありというから、自分のため、ひいては子々孫々のためにじゃんじゃん善行をする。
- たった一回の善行で褒められることを期待してはいけない。善も積まざれば以て名を成すに足らずだから、常日頃から善行をしないと名声はついて来ない。
- 内申点アップのためにボランティアをするのは愚かな考えだし、愚かなシステムだ。善も積まざれば以て名を成すに足らずといい、継続して行い、自然と称賛されるようになるのが善行のあり方だ。
- 善も積まざれば以て名を成すに足らず、悪も積まざれば以て身を滅ぼすに足らずというように、少しの善行や悪行は大きな影響をもたらさない。
つまり、良いことも繰り返し積み重ねて行うことによって初めて名誉や名声を得られると教えているのさ。