【青雲の志】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
青雲の志

【読み方】
せいうんのこころざし

【意味】
立身出世して高位高官の地位に昇ろうとする大きな志のこと。また、世俗から離れようとする志の意味もある。

【語源・由来】
王勃「滕王閣序」の「窮しては且に益堅ならんとして、青雲の志を落とさず」に基づく。「青雲」は高位高官、または俗世間の上に超然としていること。

【類義語】
・鴻鵠の志
・風雲の志
・凌雲の志

【対義語】

【英語訳】
high ambition

「青雲の志」の使い方

ともこ
健太君のおじいさんは、青雲の志を抱いて若い時分にアメリカに渡り、財産を築いたらしいわね。本当なの?
健太
実はそうなんだよ。おじいちゃんは、絵を見る才能があったようで、ただ同然で手に入れた名画を売って儲けたんだって。
ともこ
市役所に飾ってある、あの有名な絵もおじいさんが寄付したんでしょ?
健太
そうそう。そうなんだよ。青雲の志を抱いてパリからきていた貧乏な画家さんにご飯を食べさせる代わりにもらった絵なんだって。それが、教科書にも出てくるような有名な画家だったんだ。びっくりするよね。

「青雲の志」の例文

  1. 新選組の土方歳三と近藤勇は、武士になりたいという青雲の志を抱いて、京の都へ向かった。
  2. 父は会社を大きくするために青雲の志を持ち続けている。
  3. 小さいころに、レッドカーペットを歩く人をテレビで見て、いつか自分もあの華やかな道を歩きたいと思い続け、大きくなってから青雲の志を抱いてアメリカに渡り、ハリウッドスターの仲間入りを果たした。
  4. いつか医者になって世の中から感染病をなくすんだという青雲の志を抱き、難関の医学部に合格した。
  5. 日本で一番有名なミュージシャンになるんだという青雲の志をもって東京に来た。

まとめ

青雲の志とは、青春期における立身出世や功名心のような意味のほかに徳を修めて聖賢の人になろうという志という意味もある。立身出世を果たし、政治や会社の中枢で働き退職してからはゴルフや趣味、お金儲けなどの話題に明け暮れるか、人の目は関係ないものとして自分を高めるために生き、自分の道を生涯目指し続けるか。一つの言葉に二つの表情がある面白い言葉である。

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