「生を視ること死の如し」の意味とは?(出典)
【ことわざ】
生を視ること死の如し
【読み方】
せいをみることしのごとし
【意味】
生死を超越し、天命に従い心を苦しめない。
生死にこだわらない聖人の境地。
【出典】
「列子」
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「生を視ること死の如し」の使い方
余命宣告をされたんだ。
その割には落ち着いているわね。
生を視ること死の如しというような心の境地なんだよ。
死を目前にして聖人の境地に達するとはすごいわね。
「生を視ること死の如し」の例文
- 死を怖がらず生きることに執着しない。生を視ること死の如しだ。
- 生あるものは死ありだから、生を視ること死の如しで寿命に心悩ませない。
- 彼は巨大な津波を目の前にして落ち着き払っていたが、生を視ること死の如しという心境だったのだろう。
- 死の瞬間まで天命に従って生きるだけだ。生を視ること死の如しで、明日死のうがそれが天命ならば心静かに受け入れる。
- 僕は死の恐怖で震えが止まらないのに、彼は生を視ること死の如しで動揺が見られない。