「始めよければ終わりよし」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
始めよければ終わりよし
【読み方】
はじめよければおわりよし
【意味】
物事は始めがうまくいけば、全て順調に進み、最後に良い結果を得ることができるというたとえ。
最初が慎重であることが大事だということ。
始めよければ終わりよし、これ、人生においてもめっちゃ大事なことやわ。
【語源・由来】
始めが順調であることは、最後まで順調に進むことが多いということ。
【類義語】
・始めが大事(はじめがだいじ)
・始め半分(はじめがはんぶん)
・始めに二度なし(はじめににどなし)
【対義語】
・始めよし後悪し(はじめよしのちわるし)
【英語】
A good beginning makes a good ending.
「始めよければ終わりよし」の解説
「始めよければ終わりよし」という言葉は、物事のスタートが良ければ、その後の過程もスムーズに進んで、結果的に良い結末を迎えることができるという意味だよ。この言葉は、計画や行動を始める段階での準備の重要性や、良いスタートが全体の成功に大きな影響を与えることを教えてくれるんだ。
例えば、勉強や仕事、スポーツなど、何か新しいことを始める時に、最初にしっかりと準備をしておくと、その後のプロセスがずっと楽になることがあるよね。また、最初に良い印象を与えることが、人間関係やビジネスの取引においても、良い結果をもたらすことが多いんだ。
この言葉は、成功への道のりは最初の一歩にかかっているという考えを強調していて、良い始まりが全体の成果を左右することを示しているよ。だから、何事も始めるときには、できるだけ良いスタートを切るよう心がけることが大切だね。
「始めよければ終わりよし」の使い方
「始めよければ終わりよし」の例文
- いつもはろくに計画も立てずに始めて失敗をしていたけれど、今回は始めよければ終わりよしというように、始めは慎重に進めようと思っている。
- 始めよければ終わりよしというけれど、始めから順調に進んだね。
- 早く結果を出したいと焦る気持ちはあるけれど、始めよければ終わりよしということを心に留めておいてよかった。
- 先輩に、始めよければ終わりよしと教えられて、今度の会議では失敗しないように、念入りに資料を作っている。
- 始めよければ終わりよしというのだから、焦らずにしっかり始めることが重要だと祖父に言われた。
まとめ
物事を始める際には、すぐに取りかかることや、早く進めることが必要だと迫られることもあるのではないでしょうか。
もちろん、正確に早く取り組めることが理想ですが、なかなかむずかしいことではないでしょうか。
始めよければ終わりよしというように、しっかりと準備を行い慎重に始めることで、物事を順調に進めることができればより成功に近づけることができますね。
良いスタートを切ることの重要性を強調していて、計画や行動の初めに注意を払うことで、望ましい結末が得られるという教訓を与えているんだね。