「内閻魔の外恵比須」の意味(類義語)
【ことわざ】
内閻魔の外恵比須
【読み方】
うちえんまのそとえびす
【意味】
家の中では威張って閻魔のような怖い顔をし、家の外では恵比寿のようににこやかに愛想のよい人のことをいう。
「内閻魔の外恵比須」という表現は、家の中では厳しい顔をしているけど、外ではとても親切で愛想がいいという人を指すんだよ。
あ、それはつまり、「家では怖い顔をするけど、外ではニコニコしてる人」のことを言うんやな。
ホームとアウェイで態度がまるっきり違う、そんな人たちのことを指してるわけやな。これは、ひとそれぞれ色んな顔を持ってることを教えてくれるんやな。
【類義語】
・内弁慶の外地蔵
・家泣きの外笑い
・内広がりの外すぼり
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「内閻魔の外恵比須」の解説
カンタン!解説
「内閻魔の外恵比須」っていうことわざは、家の中では厳しい顔をして、ちょっと怖い存在だけど、外ではにっこり笑って、とても親切な人を指すんだよ。
例えばね、お父さんが家の中では厳しい顔をして、ちょっと怖いけど、会社や近所の人には優しくして、笑顔を見せているとかそんな感じだよ。
「閻魔」は地獄の判官で、厳しい顔をしていると言われているんだ。「恵比須」は商売繁盛や豊作を祈る神様で、いつもにっこり笑っているとされているよ。だから、「内閻魔の外恵比須」っていうことわざは、家の中と外で態度が全然違う人のことを表しているんだね。
「内閻魔の外恵比須」の使い方
健太くんのお父さんは優しいわね。
内閻魔の外恵比須なんだよ。家では亭主関白だよ。
そんな風には見えなかったわ。
みんなだまされているんだよ。
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「内閻魔の外恵比須」の例文
- 芸能人の母は、典型的内閻魔の外恵比須だ。テレビ画面の中では別人のようだ。
- オンライン会議のマイクを切り忘れて、内閻魔の外恵比須であることがばれた。
- 夫は、内閻魔の外恵比須だから近所の奥様に「良い旦那さんね」と言われるのが腹立たしい。
- 会社でペコペコしている反動か、内閻魔の外恵比須で家では家族を顎でこき使う。
- 仕事中の父の姿を見て、内閻魔の外恵比須だったんだと気が付く。