「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」の意味(語源由来)

芸が身を助けるほどの不仕合わせ
【読み方】
げいがみをたすけるほどのふしあわせ
【意味】
零落することをいう。


元々は楽しむためのものが、逆に生きるための道具になっちゃうって、なんかちょっと切ない気がするわ。芸を活かせるのはええけど、それが必要に迫られるのはなんか悲しいなあ。
【語源・由来】
裕福な頃に道楽で習い覚えた芸で、みじめな暮らしをする意から。
「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」の解説
「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」っていう言葉はね、昔はお金や時間に余裕があって、趣味や特技を楽しんでいたのに、今はその特技を使ってお金を稼がないと生活できなくなっちゃった、っていう状況を指しているんだ。
たとえば、昔は楽しむためにギターを弾いていた人が、今はそのギターの腕前でストリートライブをして生計を立てなきゃいけないような状態をイメージしてみて。
「芸は身を助ける」という言葉は、特技や能力が困ったときに役立つ、っていう意味だけど、「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」というのは、その言葉をちょっと皮肉っぽく使って、生活が厳しい状況になったことを表しているんだよ。まるで「趣味や特技が、本当に生きるために必要になっちゃった」と言っているみたいな感じだね。
「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」の使い方




「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」の例文
- 習っていた習字を教えて食いつないでいるが、芸が身を助けるほどの不仕合わせだ。
- 趣味で覚えたピアノを教えて糊口をしのいでいるのだが、そんなに稼げず芸が身を助けるほどの不仕合わせな状況だ。
- パソコンの使い方を高齢者に教えるバイトをしているが、所詮趣味程度の知識だし正社員じゃないし、芸が身を助けるほどの不仕合わせだ。
- フラダンスを習っていたおかげで路頭に迷わずにすんでいるが、芸が身を助けるほどの不仕合わせといえる。
- 趣味の大道芸でその日暮らしをしているが、芸が身を助けるほどの不仕合わせで本当はもっと安定した仕事に就いて稼ぎたい。























