「小男の腕立て」の意味(類義語)
【ことわざ】
小男の腕立て
【読み方】
こおとこのうでたて
【意味】
力のなさそうな者は腕力で争いたがること。また争おうとしても力不足でまったく問題にならないこと。
「腕立て」は、腕力を自慢すること。また、腕力を頼みとして人と争うこと。
この表現は、たとえ力を尽くしても、その力が弱すぎて大きな変化や影響を及ぼせないことを指すんだよ。
ああ、それは、もがいてみても、ちょっとした力じゃ大きなことにはならへんってことやな。
つまり、ちょっとした反発や反抗でも、本当に問題になるほどのことじゃないってわけや。小さいことで気を取られず、大きなことに目を向ける必要があるんやな。
【類義語】
・蟷螂が斧を以て陸軍に向かう
・蟷螂の斧
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「小男の腕立て」の解説
カンタン!解説
「小男の腕立て」という言葉はね、ちっちゃな子供が腕力をフルに使っても、大人から見たらかわいいだけで、全然強くない、っていうことをイメージして言われる言葉だよ。
つまり、たとえば、小さな子供が大人に向かって怒って「ぼくと戦ってみる?」って言っても、大人は「かわいいな~」って微笑んでしまうような感じだね。この言葉は、どんなに頑張っても力が足りなくて、結局は相手には全く影響しないような状況を表しているんだ。
「腕立て」というのは、自分の力を使って誰かと戦うことを意味しているんだけど、この場合は、その「力」が全然足りないっていうニュアンスが強いんだよ。
「小男の腕立て」の使い方
ともこちゃん僕と戦ってよ。
小男の腕立てね。何度やっても結果は同じよ。
うおー。また負けた。
腕相撲で私に勝とうなんて100年早いわ。
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「小男の腕立て」の例文
- 健太くんでは力不足だ。小男の腕立てになるだろう。
- 大企業とまともに戦っても小男の腕立てになる。技術力で勝負だ。
- 健太くんは喧嘩っ早いが小男の腕立てだ。
- 小男の腕立てとは愚か者のすることだ。
- 玄人と競うのは小男の腕立てだ。やるだけ無駄だよ。