「言葉は身の文」の意味(英語)
【ことわざ】
言葉は身の文
「言は身の文」ともいう。
【読み方】
ことばはみのあや
【意味】
言葉はその人の性格や品位を如実に表す。
「文」は、綾と同じで物の表面に現れたいろいろな形や模様。
なるほど~。つまり、人はどんな言葉を選んでどうしゃべるかで、その人の心や品格が見えてくるってことやな。
例えば、相手を思いやる言葉を使えば、その人は優しいんやろなって思うし、逆に乱暴な言葉を使ったら、ちょっと警戒するかもしれへんな。ことばって、まるで身につけてる服みたいに、その人の「スタイル」を表すんやね!
【英語】
A fool cannot speak unlike himself.(馬鹿は馬鹿でないような話し方では話せない)
【スポンサーリンク】
「言葉は身の文」の解説
カンタン!解説
「言葉は身の文」っていう言葉は、「春秋左伝」っていう古い中国の書物から来ているんだよ。このことわざは、人が話す言葉や言い方が、その人の性格や品位(ひんい、つまりその人の品格や立ち振る舞い)を示すっていう意味があるんだ。
たとえば、優しい言葉を使って、相手を思いやる言い方をする人は、その人が優しくて思いやりがあるってすぐにわかるよね。逆に、乱暴な言葉を使ったり、人の気持ちを考えない言い方をする人は、その人の性格がそういう感じなのかなって感じることがあるよね。
このことわざは、私たちの使う言葉や話し方が、自分の性格や考えを人に伝える大切な手段だってことを教えてくれているんだよ。だから、言葉を選んで、相手を思いやる言葉を使うことで、自分の良い品位を示すことができるんだね。
「言葉は身の文」の使い方
しゃべり方でそのひとの品位が分かるよね。
言葉は身の文っていうからね。如実に現れるわよね。
その人のIQもわかるよね。
何となくわかってしまうわね。
【スポンサーリンク】
「言葉は身の文」の例文
- 言葉は身の文というから、歌舞伎者を演じていた織田信長だが、言葉に隠し切れない賢さが滲み出ていたはずだ。
- 広辞苑を愛読書にしないと、言葉は身の文といい、正しい日本語を使わないと愚か者の烙印を押される。
- 言葉は身の文だから、面接官は開始3秒でその人の全てを見抜くだろうね。
- しっかり話せない人間は大したことがない。言葉は身の文だ。間違いない。
- 言葉は身の文というからって、専門用語や横文字を並べ立てればいいというものでもない。それは思いやりがない。飾った言葉ではなく正しい言葉で話す必要がある。
言葉の背後にあるものは、その人の内面や価値観を示しているとも言えるね。