【米を数えて炊ぐ】の意味と使い方や例文（語源由来・出典・類義語）

「米を数えて炊ぐ」の意味（語源由来・出典・類義語）

【ことわざ】
米を数えて炊ぐ

【読み方】
こめをかぞえてかしぐ

【意味】
つまらないことに気をつかうこと。つまらないことにとらわれ大事をなすことができないということ。また、物惜しみすること。

「米を数えて炊ぐ」という表現は、細かすぎるくらいに物事を気にしたり、極端に節約をすることを示しているんだ。

そうなんや！つまり、ちょっとしたことに過剰に反応して、あまりにも細かく気にしすぎる人のことを言うんやな。

例えば、1粒1粒の米を数えてるような、そんなこだわりすぎる様子を想像すると、ちょっと笑えるけど、実際にそんなことをする人もおるんやろうな。大事なのは、適度な気配りや節約やな！

【語源・由来】
米粒を数えて飯を炊く意から。

【出典】
「荘子そうじ」

【類義語】
・粟ぞくを量はかりて春つく

「米を数えて炊ぐ」の解説

カンタン！解説

「米を数えて炊く」というのはね、すご～く細かいことまで気にして、ちょっとしたことでケチをつけることを表してるんだよ。

考えてみてね。普通は米を炊くとき、ひと握りとか一合とかで計って炊くじゃない？でも、このことわざの中の人は、米を一粒ずつ数えて炊いてるんだよ。それって、すごく手間がかかるし、なんだか面倒くさいよね。このことわざは、そんなに細かくしなくてもいいのに、とっても小さなことまで気にしてしまう人のことを言ってるんだ。

「荘子」という古い中国の書物に出てくる言葉なんだよ。要するに、小さなことでケチケチしないほうがいいよ、ということを教えてくれてるんだね。

「米を数えて炊ぐ」の使い方

米を数えて炊ぐ人に限って、コンビニで無駄遣いしている人が多いよね。

ケチケチした分、どこかでパーッと使うなら分かるけどコンビニで無駄遣いして人生楽しいのかしら。

僕には理解できないけど幸せなんだろうね。

人生は儚いんだから米を数えて炊ぐような生き方は嫌だわ。

「米を数えて炊ぐ」の例文

1. ポイ活に気を取られるのは、米を数えて炊ぐようなものでポイント還元分割高な商品を買わされていることもある。
2. 顔色を窺いすぎるあまり、米を数えて炊ぐようでは社会人としてダメだ。
3. 節約に神経をする減らし、ストレス発散のためにケーキを食べるのは節約にならない。米を数えて炊ぐようなことはやめた方が良い。
4. 米を数えて炊ぐみたいな人と結婚すると、口論が増えて苦労するよ。
5. 米を数えて炊ぐようでは大きなことを成し遂げることはできない。もっと大胆でいいんだ。