「財少なければ悲しみ少なし」の意味(語源由来・対義語)
【ことわざ】
財少なければ悲しみ少なし
【読み方】
ざいすくなければかなしみすくなし
【意味】
財産が少なくても悲しいことが少なく気楽である方が良いこと。
「財少なければ悲しみ少なし」とは、大きな富を持たなくても、それが逆に心の平和や安らぎをもたらすという考えを表しているよ。
つまり、シンプルな生活の中には、それ自体が持つ幸せや安心感があるってことやね。
豊かさは物質的なものだけじゃなく、心の平和や幸せを感じることも大切なんや。
【語源・由来】
財産が多いと問題や心配が生じるが、財産が少なければ心煩わされることがない。
【対義語】
・財布が軽いと心が重い
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「財少なければ悲しみ少なし」の解説
カンタン!解説
「財少なければ悲しみ少なし」っていう言葉はね、お金をたくさん持っていなくても、のんびりとした気持ちでいる方がいい、っていう意味だよ。
考えてみて!お金持ちの人は、たくさんの財産があるから、それをどうやって守るか、盗まれないようにするかとか、どう使うのがいいかなどのいろんな心配や問題が起きることがあるんだよね。それで、悩んだり、苦しんだり、悲しくなったりすることが多いの。でも、お金があまりない人は、そういう大変な心配や問題に遭遇することが少ないから、比較的に楽な気持ちで過ごせることが多いんだ。
だから、この言葉は「お金を持っていなくても、その分、楽しい生活を送ることができるよ」と教えてくれるんだよ。お金よりも、心の平和や楽しさが大切だってことを伝えているんだね。
「財少なければ悲しみ少なし」の使い方
強盗事件が続いているね。
財少なければ悲しみ少なしというけど、狙われる心配が無いから財産がなくてよかったわ。
お金持ちは戦戦恐恐としているだろうね。
貧乏人は失うものが無いから気楽だわ。
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「財少なければ悲しみ少なし」の例文
- 私が死んでも、相続問題で残された家族を悩ます心配が無いから、財少なければ悲しみ少なしだ。
- 財産がないと身軽だし終活は簡単、財少なければ悲しみ少なしでいつお迎えが来ても大丈夫。
- 財少なければ悲しみ少なしなんてお金持ちの言い分だ。お金はある方が良いに決まってる。
- 失うものが何も無いから、着の身着のままで世界を旅することができる。財少なければ悲しみ少なしだ。
- お金がないとその日の御飯も心配になる。財少なければ悲しみ少なしというが、貧乏人からすれば財布が軽いと心が重い。