「先勝ちは糞勝ち」の意味(類義語・英語)

先勝ちは糞勝ち
さきがちはくそがち
【意味】
勝負ごとでは初めに勝ってもそれが真の実力とは限らない。最後になるまで分からないということ。


サッカーで言えば、前半で3点リードしてても、後半で逆転されたらあかんやん。最初の成功に浮かれず、最後までしっかりと集中せなあかんってことやな。あぁ、これは心に響くわ~。
【類義語】
・初手勝ちは糞勝ち
・先の勝ちは貧乏勝ち
・先勝ちは馬鹿勝ち
・初拳は拳に非ず
【英語】
At the game’s end we shall see who gains.
「先勝ちは糞勝ち」の解説
「先勝ちは糞勝ち」っていう言葉は、勝負や試合のことを考えるとき、最初にちょっとリードしたからと言って、それが最終的な勝ちにつながるわけではない、っていうことなんだよ。
たとえばね、サッカーの試合で、最初の5分で自分たちのチームがゴールを入れたとしても、試合はまだ終わってないから、最後の最後までどちらが勝つかわからないんだよね。だから、最初に点を取ったからと言って、あまり油断しないように、っていう意味があるんだ。
「先勝ち」は、最初に勝ったことを指していて、「糞勝ち」は、それがあんまり価値のない勝ち、つまり大したことのない勝ちって意味だよ。だから、この言葉は「最初の成功やリードに過度に喜んだり、安心したりしないで、最後までしっかりやることが大切だよ」と教えてくれるんだね。
「先勝ちは糞勝ち」の使い方




「先勝ちは糞勝ち」の例文
- 今の負けは忘れて次の試合に挑みなさい。先勝ちは糞勝ちというからね。
- 今のは運が彼に味方しただけで、先勝ちは糞勝ちだ。
- 先勝ちは糞勝ちというから気を取り直していこう。
- 喜んでいられるのも今のうちだ。先勝ちは糞勝ちというが、僕の真の実力を見せてやる。
- ともこちゃんは負けたことを認めたくないのか「先勝ちは糞勝ち」と負け惜しみをいう。
























つまり、勝負は最後までわからないということを伝えているんだ。