「鯖の生き腐り」の意味
【ことわざ】
鯖の生き腐り
「鯖の生き腐れ」ともいう。
【読み方】さばのいきぐさり
【意味】
鯖はいたみやすく、新鮮に見えて腐っていることがありお腹を壊す。また、新鮮な食品でもお腹を壊す人がいるから注意するようにということ。
ほー、それは面白いな。つまり、「見た目だけじゃなく、中身も大事」ってことやね。
鯖を見て新鮮そうやと思っても、実は中身がダメだったら体に良くないわけや。人や物を判断するときも、表面だけを見ずに中身までちゃんと確かめることの大切さを教えてくれる言葉やな。
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「鯖の生き腐り」の解説
カンタン!解説
「鯖の生き腐り」という言葉は、外見上は新鮮そうに見えるものや状況、人物でも、実際は良くない状態にあることを指して使われることがあります。これは、鯖という魚が外見上は新鮮に見えても、実際にはすでに腐り始めていることがあるという特性から来ています。
鯖の肉は、捕れてから時間が経つと、特に温度管理が十分でない場合、内部での酵素の活動により急速に腐敗が進行します。このため、鯖を食べた後に蕁麻疹や胃腸の不調を感じる人がいることもあります。
この特性を踏まえて、何かが見た目以上に問題を抱えている状態や、信じていたことが実際は違っていた場合などに「鯖の生き腐り」という言葉を使って形容することができます。
「鯖の生き腐り」の使い方
鯖をもらったのー。
鯖の生き腐りっていうから気をつけてね。
腐った鯖をくれるってことはないでしょう。
新鮮に見えても腐っているらしいよ。自分で買ったわけじゃないなら余計に分からないよね。
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「鯖の生き腐り」の例文
- 鯖の生き腐りというほど鯖は足が早い。
- 鯖はいたみやすく鯖の生き腐りというから、早めに焼き魚にして食べる。
- 鯖の生き腐りといわれるから、サバをお土産に持って帰るのは危険だ。
- 高性能な冷蔵庫が増えたが、鯖の生き腐りというから冷蔵庫を過信しないように。
- お腹が痛い。鯖の生き腐りだったか。油断してしまった。
鯖の肉は取れてから時間が経つと急速に酵素分解が始まり、それが原因である人は蕁麻疹というアレルギー反応を起こすことがあるんだ。