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「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
去り跡へは往くとも死に跡へは行くな
【読み方】
さりあとへはゆくともしにあとへはゆくな
【意味】
離婚した後に嫁に行くのは良いが、死別した後へは行くなということ。
「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」という言葉は、離婚した男と結婚するのはまだ良いが、妻を亡くした男との結婚は避けたほうが良いという意味だよ。
ああ、つまり、離婚しても前の関係が完全に終わってるけど、死別したら前の奥さんのことがずっと心に残ってるから、新しい奥さんはその影と比べられちゃうんやな。
それは、ちょっとプレッシャーやわ。前の奥さんのいいところばっかり思い出されて、自分がどうこうっていうより、その思い出と戦う感じになるんやろな。
【語源・由来】
亡くなった先妻には良い思い出が残り常に比較されることから。
【類義語】
・去られ跡へは往くとも死に跡へ往くな
・往に跡へ行くとも死に跡へ行くな
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「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」の解説
カンタン!解説
「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」っていう言葉は、簡単に言うと、離婚した男性と結婚するのは大丈夫だけど、奥さんが亡くなってその後に再婚する男性と結婚するのは、ちょっと気をつけた方がいい、っていう意味があるんだ。
なぜかっていうと、奥さんが亡くなった男性の心の中には、前の奥さんの良い思い出がたくさん残っていることが多いから。だから、新しく結婚する奥さんは、前の奥さんと比べられることがあるかもしれないんだ。
この言葉は、人の心の中にある過去の想いや感情を理解して、その上でどう行動するかを考えるためのアドバイスとして言われているんだよ。
「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」の使い方
姉さんが奥さんを亡くした人の所に嫁に行くんだ。
去り跡へは往くとも死に跡へは行くなっていうわよ。心配ね。
死に別れると、思い出が美化されるよね。
離婚だと憎しみあって分かれることが多いんだけどね。
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「去り跡へは往くとも死に跡へは行くな」の例文
- 先妻を病で亡くした人はまだ愛情が残っているから、去り跡へは往くとも死に跡へは行くな。
- 去り跡へは往くとも死に跡へは行くなというが、子供がいる場合はなおさら先妻と比較されるだろう。
- 離婚した妻との思い出は捨て去る可能性があるが、死別した妻との思い出はとってあることが多い。去り跡へは往くとも死に跡へは行くなと言われる所以だ。
- 生きている人とは勝負できるが、死んだ人とは勝負できないので、去り跡へは往くとも死に跡へは行くなという。
- 結婚したい人がいるが、去り跡へは往くとも死に跡へは行くなというから迷っている。死んだ奥さんへの愛をひっくるめて彼を愛すことができるだろうか。