「笹の葉に鈴」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
笹の葉に鈴
ささのはにすず
【意味】
多弁なこと。落ち着きがないこと。
それみたいに、ちょっとしたことですぐにしゃべったり、ソワソワと落ち着きがない人のことを言うんやな。うるさいけど、その騒がしさが特徴やな。
【語源・由来】
笹の葉に鈴をつけると、揺れてよくなること。
【類義語】
・笹葉に火の付いたよう
・竿の先の鈴
・雲雀の口に鳴子
「笹の葉に鈴」の解説
「笹の葉に鈴」っていう言葉はね、あのさ、笹の葉って風に揺れやすいじゃん。それに鈴をつけたら、ちょっとした風でピンピンと音がするようになるよね。この言葉は、そういうイメージから来ていて、2つの意味があるんだ。
1つめは、むだ口の多い人や、秘密を守れない人を表しているよ。つまり、何かあるとすぐにしゃべっちゃう人のことを指すんだ。風に揺れる笹の葉のように、ちょっとしたことですぐに鳴り出すってことさ。
2つめは、落ち着きがなくて、いつもそわそわしてる人のことを言うんだ。ちょっとしたことでピリピリする、または興奮しやすい人のことを指して使うことがあるよ。
「笹の先へ鈴」ともいうんだけど、基本的には同じ意味で使われることが多いよ。この言葉は、人の性格や行動を表す時によく使われるんだよね。
「笹の葉に鈴」の使い方
「笹の葉に鈴」の例文
- 今日はなぜだか全員そわそわしていて笹の葉に鈴だ。何かあるのかな。
- 健太くんは口から先に生まれたように笹の葉に鈴で、しゃべりはじめたら止まらない。
- 公園にいるお母さんたちは笹の葉に鈴で、子供よりうるさい。
- 笹の葉に鈴な彼女といると、聞き役に徹することができて楽だ。
- ともこちゃんが笹の葉に鈴の様子だったから「トイレならあそこにあるよ」と教えてあげた。
また、その鈴の音のように、絶えず動き回って落ち着きがない様子を表しているのだ。