「酒入れば舌出ず」の意味(出典・類義語・英語)
【ことわざ】
酒入れば舌出ず
【読み方】
さけいればしたいず
【意味】
酒を飲むと口数が増え失言が出ることもあるから、酒は慎むべきだという戒め。
あんまり飲んで失言しちゃうと、後で「あれ、なんであんなこと言ったんやろ」と後悔することもあるから、酒には慎重になるべきやね。酒は楽しむものやけど、その分、ちゃんと気をつけないといけへんな!
【出典】
「説苑」
【類義語】
・酒口に入る者は舌出ず
・酒が沈むと言葉が浮かぶ
【英語】
What is in the heart of the soberman is in the tongue of the drunkkard.(しらふのときに心にあるものは、酔ったときにはその人の舌にある。
「酒入れば舌出ず」の解説
「酒入れば舌出ず」っていう言葉、要するに、酒を飲むと、普段言わないようなことや、ほんとは言っちゃダメなことまで、つい話してしまうことがあるっていうことなんだよ。
つまり、酒の力でおしゃべりになったり、無意識に秘密や失礼なことを言っちゃったりするリスクがあるってこと。だから、この言葉は「酒を飲む時は注意しようね」って教えてくれてるの。飲む時は、自分の口をコントロールすることが大事だよってことを伝えたいんだね。
「酒入れば舌出ず」の使い方
「酒入れば舌出ず」の例文
- 酒を飲むとタガが外れるから、酒入れば舌出ずを戒めとする。
- 飲酒で気が大きくなり上司に対して失礼な発言をしてしまった。酒入れば舌出ずと反省するも時すでに遅し。
- 20歳になり飲酒が合法になったが、酒入れば舌出ずだぞと両親からきつく注意された。
- 飲酒による暴言や暴力で職を失った人を見て来たので、酒入れば舌出ずを心に留める。
- 失言を録音され脅されることもあるので、酒入れば舌出ずを忘れずに頭の隅に置いておく。
だから、酒を飲むときは注意しなければいけない、という警告が含まれているんだ。