「蕭牆の患い」の意味(出典)
【ことわざ】
蕭牆の患い
「蕭牆の患」ともいう。
【読み方】しょうしょうのうれい
【意味】
国や家庭の中のもめごと。内輪もめ。
「蕭牆」は、垣根。転じて、内部の意。
なるほどなぁ。つまり、「蕭牆の患い」とは、「国内や家庭内の内輪もめや問題」を指してるんやな。内部で起こるトラブルや対立を表してるんやね。
外部からの問題ではなく、組織や家庭の内部で生じる争いや不和を示してるんや。家庭や組織内の問題の深刻さや複雑さを示す言葉やね。
【出典】
「韓非子」
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「蕭牆の患い」の解説
カンタン!解説
「蕭牆の患い」(「蕭牆の患」とも表記される)という言葉は、国内や家庭内のもめ事や内輪もめを指す言葉なんだよ。ここでいう「蕭牆」とは元々は垣根を意味していて、これが転じて内部や内側という意味を持つようになったんだね。
この表現は、外部からの問題ではなく、組織や家庭などの内部で生じるトラブルや争いを指しているんだ。たとえば、企業内の対立や家族間の不和などが「蕭牆の患い」と表現されることがあるよ。
「蕭牆の患い」という言葉は、内部の問題や対立が組織や集団にとって深刻な影響を及ぼすことを警告しているんだ。外部からの脅威だけでなく、内部の対立や問題も重要であるという教訓を含んでいるんだね。内部の安定と調和が、組織や家庭の健全な運営に欠かせないことを教えてくれる言葉なんだよ。
「蕭牆の患い」の使い方
健太くん。何だかつかれているみたいね。
蕭牆の患いで眠れなくてね。
夫婦喧嘩?親子喧嘩?
両親が離婚するしないってもめているよ。子供のことを考えずに身勝手だよね。
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「蕭牆の患い」の例文
- 蕭牆の患いから組織は崩壊した。
- 社員が全力を尽くすには環境が大事なので、蕭牆の患いがないようにする。
- 一致団結すべきなのに、蕭牆の患いで悩むのは時間と気力の無駄である。
- 家政婦は見た。多くの蕭牆の患いを。
- 蕭牆の患いを解決しないと国力が弱まる。
この表現は、外部からの問題ではなく、内部で生じるトラブルや対立を指しているんだね。