「小敵と見て侮る勿れ」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
小敵と見て侮る勿れ
【読み方】
しょうてきとみてあなどるなかれ
【意味】
少人数の敵でも侮ってはいけない。相手を見下すと油断して大きな被害を受けることになるという戒め。
なるほどなぁ。つまり、「小さい敵だからってナメたらあかん」ってことやな。どんな相手でも、油断してバカにしたら、思わぬ大ダメージを食らうことになるってことや。
相手の強さや数に関わらず、ちゃんと真剣に向き合うことが大切やってことを教えてくれてるんやな。自分が強いからって過信せず、どんな状況でも真剣に取り組むことが重要やってわけや。
【出典】
「春秋左氏伝」
【類義語】
・小敵欺くべからず
・大敵と見て恐れず、小敵と見て侮らず
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「小敵と見て侮る勿れ」の解説
カンタン!解説
「小敵と見て侮る勿れ」ということわざは、敵が少ないからといってそれを軽く見てはいけない、という教えなんだよ。これは、例えば戦いの場面で、敵が少ないからと油断していると、予想外の大きな損害を受ける可能性があることを意味しているんだ。
このことわざは、相手を見下すと心に油断が生じ、結果的に大きな失敗につながることがあると警告しているんだね。だから、どんな状況でも相手を適切に評価し、油断せずに最善を尽くすことが大切だという教えが込められているんだよ。
「小敵と見て侮る勿れ」の使い方
この試合は二軍が出るの?
相手は急な選手の欠場でメンバーが少ないんだって。二軍で十分だ。
小敵と見て侮る勿れというわよ。侮ると負けることが多いわ。
そんな心配ないって。あんなに小さい選手ばかりだし負けっこないよ。
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「小敵と見て侮る勿れ」の例文
- 少ない敵でも一騎当千の強者がいるかもしれない。小敵と見て侮る勿れだ。
- 相手の強さは数でははかれないので、小敵と見て侮る勿れ。
- 油断大敵、小敵と見て侮る勿れと自分を戒める。
- 彼は頂点を極めても、小敵と見て侮る勿れと考えて全試合真剣に挑んでいる。
- 弱そうに見せて油断させる作戦かもしれないから、小敵と見て侮る勿れ。
この言葉は、相手を見下したり過小評価したりすることが、油断を生み出し、最終的には自分自身に大きな損害をもたらす可能性があると教えてくれているんだね。