【ことわざ】
鹿の角を蜂が刺す
【読み方】
しかのつのをはちがさす
【意味】
なんにも感じないことのたとえ。
痛くもかゆくもないというたとえ。
手ごたえがないことのたとえ。
【語源・由来】
鹿の角は堅いことから、蜂が刺してもなんの痛みも感じないことに由来。
【類義語】
・石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
・牛の角を蜂が刺す
・牛の角に虻(うしのつのにあぶ)
・牛の角を蚊がせせる
・蛙の面に水(かえるのつらにみず)
・暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
【英語訳】
A bee stings a staghorn.
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[鹿の角を蜂が刺す」の使い方
ともこちゃん、なにしてるの?
昨日のテストの結果があまり良くなかったから、来週のテストの勉強よ。
健太くんは、昨日のテストの結果はどうだったの?
健太くんは、昨日のテストの結果はどうだったの?
うーん、いつもとおなじくらいかなぁ
ぼくはこれから昼寝をしてくるよ。
ぼくはこれから昼寝をしてくるよ。
これじゃあ、鹿の角を蜂が刺すね。
「ししのつのをはちがさす」とも読む。
「鹿の角を蜂が刺す」の例文
- 彼はサッカーの試合でパスのミスを何度もしたけれど、練習をせずに先に帰ってしまった。これじゃあ鹿の角を蜂が刺すだ。
- 鹿の角を蜂が刺すと言われないように、この失敗はしっかり反省しなくてはならない。
- 母は私のお気に入りの服を汚したけれど、また買えばいいじゃないなんて、鹿の角を蜂が刺すだわ。
- 鹿の角を蜂が刺すというけれど、彼には何度注意しても、会議で居眠りをしてしまうんだ。
- 父が勝手に私のタオルを使うけれど、鹿の角を蜂が刺すというように、やめてくれないようだ。