「大人は大耳」の意味(類義語)
【ことわざ】
大人は大耳
【読み方】
たいじんはおおみみ
【意味】
徳の高い人は、取るに足りないことを耳にしても気にとめないということ。
「大人」は、徳の高い人。「大耳」は、ものを聞く態度がおおらかなこと。
「大人は大耳」ということわざは、立派な人は、話を聞く態度も広い心で受け止めて、些細なことにはこだわらないということを意味しているんだよ。
おおっ、それはつまり、「立派な人は、ちゃんと聞くことができるし、小さいことには神経質にならへん」ということやな。
偉大な人って、相手の話をちゃんと聞いて、小さなことにはビビらへん人のことやな。
【類義語】
・大名は大耳
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「大人は大耳」の解説
カンタン!解説
「大人は大耳」ということわざはね、立派で徳の高い人は、聞く姿勢も大らかで、些細なことに一々気を取られないことを表しているんだよ。
たとえば、立派な人は他の人の話を真剣に聞いて、相手の意見や感情に寄り添うことができるんだ。小さなことにいちいち反応したり、気にしたりせず、広い心で相手の話を受け止めることができるんだよ。
「大人」というのは、立派で徳の高い人を指していて、「大耳」とは聞く態度がおおらかなことを意味しているんだ。つまり、このことわざは、徳の高い人は他の人の話に対して柔軟な態度で耳を傾けることができるということを伝えているんだね。
「大人は大耳」の使い方
あのねー。えーっとね。
もっとてきぱきしゃべって。
大人は大耳というよ。心ひろく僕の話を聞いて。
江戸っ子だから無理なのよ。ちゃきちゃきしゃべってほしいの。
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「大人は大耳」の例文
- 偉大な彼は、大人は大耳というように小人物である僕の話を真剣に聞いてくれた。
- 彼は器が大きい人だったから、大人は大耳のごとくしっかり話を聞いていちいち揚げ足をとるようなことはしなかった。
- 大人は大耳というできた人格の記者は減り、些細なことにこだわり発言を切り取って取り上げる記者が増えた。
- 徳の高い人は大人は大耳というように、些細な批判は気に留めないものだ。
- 小さいことを気にしていると大きな人間になれないぞ。大人は大耳というから、いちいち気にするな。