「大上は徳を立つる有り」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
大上は徳を立つる有り
【読み方】
だいじょうはとくをたつるあり
【意味】
人生で一番の行いは、自分の身を修めて立派な徳をたてること。
自分をちゃんと磨いて、ええ徳を持った人になりたいな。
【語源・由来】
「不朽」とはどういう意味かと問われた魯の穆叔が「三不朽」として挙げたことばの一。
【出典】
「春秋左氏伝」
「大上は徳を立つる有り」の解説
「大上は徳を立つる有りは」っていうことわざはね、人生で一番大切なことは、自分の心を磨いて立派な人になることなんだよ。
例えばね、嘘をつくことや悪いことをすることが利益を得るためにはなるかもしれないけど、それは本当に価値のあることなのか考えてみてほしいんだ。その利益が一時的で、他人や自分自身に悪い影響を及ぼす可能性がある場合、それは立派な徳ではないよね。
「徳を立つる」っていうのは、立派な徳を築くことを意味していて、「大上」は一番や最高という意味だよ。
だから、このことわざは、「自分の心を磨いて立派な徳を持つことが、人生で一番大切なことだ」と教えてくれているんだ。利益や欲望よりも、良心や正しい道徳を大切にすることが、本当の幸福や充実感を得るための最善の道なんだよ。
「大上は徳を立つる有り」の使い方
「大上は徳を立つる有り」の例文
- その人の価値は「いいね」の数では決まらない。大上は徳を立つる有りといい、自分の心を磨くことに切磋琢磨するべきだ。
- お金持ちが幸せとは限らない。大上は徳を立つる有りというように、徳を積んでこそ人生は豊かに幸せになる。
- ずる賢い人間が成功する世の中だけど、大上は徳を立つる有りという。僕は自分磨きに時間をかけ、人の信頼を得て心穏やかに生を全うする。
- 大上は徳を立つる有りというように、人生は金儲けのためにあるんじゃなく徳を積むためにあるから、心を磨くことに余念がない。
- 立派な人間=金持ちと考えられているが、僕は異を唱えたい。大上は徳を立つる有りというように、徳の高い立派な人間を目指す。
人生で最高の目指すべき目標は、自分自身の徳を高めることにあるとされているんだね。