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【大丈夫の一言は駟馬も走らず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

大丈夫の一言は駟馬も走らず

「大丈夫の一言は駟馬も走らず」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
大丈夫の一言は駟馬も走らず

「大丈夫の一言は駟馬も追い難し」ともいう。
【読み方】
だいじょうふのいちごんはしばもはしらず

【意味】
男子が発言したことはひるがえすことはできない。発言は慎重にするべきだということ。

「大丈夫」は、立派な男子。「駟馬」は、四頭立ての馬車。
ことわざ博士
「大丈夫の一言は駟馬も走らず」ということわざは、立派な男子が一度言葉にすると、どんなに追いかけてもその言葉を取り消すことはできないという意味があるんだよ。
助手ねこ
なるほどね。つまり、「男の言葉は取り消せない」ということやな。立派な男子が口にした言葉は、もうどんなに追いかけても変えることはできないんや。

言ったら言った、言った言葉はもうそのままやな、ってことやねん。

【語源・由来】
立派な男子の一言は一旦口から出したら、四頭立ての馬車で追いかけても取り消すことができないという意から。

【類義語】
・男子の一言金鉄の如し

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「大丈夫の一言は駟馬も走らず」の解説

カンタン!解説
解説

「大丈夫の一言は駟馬も走らず」っていうことわざは、言ったことは後から取り消せないってことを表しているんだよ。

例えばね、友達に「明日遊びに行こう」と約束したら、その約束は取り消すことができないんだ。もしも友達が待っているのに、突然「やっぱり行けない」と言ったら、友達はがっかりしてしまうし、信じてくれなくなっちゃうかもしれないよ。

「大丈夫」っていうのは、立派な男子のことを指しているんだ。「駟馬」は四頭立ての馬車のことで、とても速く走ることができるんだ。だから、「大丈夫の一言は駟馬も走らず」ということは、立派な男子が一度口に出した言葉は、まるで四頭立ての馬車のように速く広まってしまうし、取り消すことができないってことを意味しているんだよ。

このことわざは、言葉の力や言った約束の重要さを教えてくれるんだ。言ったことは責任を持って守るべきで、軽々しく言葉を口にすることは避けるべきだという教えが込められているんだね。

「大丈夫の一言は駟馬も走らず」の使い方

ともこ
健太くんが約束したのよ。
健太
ごめんね。守れなくなったよ。
ともこ
大丈夫の一言は駟馬も走らずよ。何とかして。
健太
安易に約束した僕を叱り飛ばしてやりたいよ。
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「大丈夫の一言は駟馬も走らず」の例文

例文
  1. 政治家は失言が多いが、大丈夫の一言は駟馬も走らずというように取り消すことができない。
  2. 武士に二言はないというし、大丈夫の一言は駟馬も走らずというから約束は遵守すべきだ。
  3. 言葉は慎重に発しないと、大丈夫の一言は駟馬も走らずというよ。
  4. 男子たるもの自分の発言に責任を持て。大丈夫の一言は駟馬も走らずだ。
  5. 大丈夫の一言は駟馬も走らずというから、不用意な発言はせず曖昧な発言に終始する。

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