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「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
薪を均しくして火を施せば火は燥に就く
【読み方】
たきぎをひとしくしてひをほどこせばひはそうにつく
【意味】
同じ種類のものは引き付け合い集まるということ。
「燥」は、乾燥の意。
「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」ということわざは、同じ種類のものが自然と引き合って集まるという意味だよ。
そっか、それはつまり「同じようなものは、自然と引き合って集まる」ってことやな。
薪をしっかり並べて火をつけると、火はよく燃えるんや。これは人間関係でも、似た者同士が引き合って集まることを教えてくれるわけやな。
【語源由来】
薪を高低なく並べて火をつけると、火は必ず乾燥している方に燃えつくという意から。
【出典】
「荀子」
【類義語】
・火は乾けるに就き、水は湿りに流る
・同気相求む
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「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」の解説
カンタン!解説
「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」っていうことわざは、同じ種類や性質のものは、自然と集まってくる、つまり、似た者同士は引き合うっていう意味だよ。
この言葉は、薪をきちんと並べて火をつけると、火は必ず乾燥した部分に向かって燃え広がるという事実から来ているんだ。
例えばね、サッカー好きの子どもたちは放課後になると、自然とサッカーボールを蹴るための場所に集まるよね。それと同じように、趣味や好きなことが同じ人たちは、自然と集まってくる、ということをこのことわざは教えてくれるんだよ。だから、「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」っていうのは、似た者同士が引き合う、ということを表しているんだね。
「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」の使い方
健太くんは、いつも同じメンバーでつるんでいるわね。
薪を均しくして火を施せば火は燥に就くっていうからね。似た者同士なんだよ。
似た者同士だと気をつかわなくていいもんね。
一緒にいて楽なんだよ。
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「薪を均しくして火を施せば火は燥に就く」の例文
- 薪を均しくして火を施せば火は燥に就くように、悪い人間の周りには悪い人間が集まる。
- ゲームが好きなものは好きなもの同士、野球が好きなものは野球が好きなもの同士、薪を均しくして火を施せば火は燥に就くように集まる。
- 薪を均しくして火を施せば火は燥に就くというが、スポーツバーに行けば当然スポーツ好きばかりいる。
- 趣味が合うと話も合うので、薪を均しくして火を施せば火は燥に就くように常に一緒にいる。
- 薪を均しくして火を施せば火は燥に就くといい校、同じ性質の人間で群れるものだから、無理して庶民が高い授業料の私立校を受験すると、仲間に入れず大変なことになる。