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【田走るより畔走れ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

田走るより畔走れ

「田走るより畔走れ」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
田走るより畔走れ

【読み方】
たはしるよりあぜはしれ

【意味】
遠回りでも安全かつ確実な道を選ぶ方が、結局得だということ。

ことわざ博士
「田走るより畔走れ」ということわざは、直進するよりも少し遠回りになっても、安全な道を選ぶことが結果的には利益につながる、という教えが込められているんだよ。
助手ねこ
なるほどな、つまり、「少し遠回りでも安全な方がいい」ってことやな。

まっすぐ進むと田んぼに突っ込んでしまうけど、田んぼの畔を走れば無事にゴールにつけるってわけや。これは、急がば回れってことやな。スピードだけじゃなくて、安全さや確実さも大事ってことを教えてくれてるんやろな。

【語源由来】
近道だからと田んぼを突っ切ると泥に足を取られ、衣服が汚れる。畦道を行った方が安全かつ確実だということ。

【類義語】
・急がば回れ

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「田走るより畔走れ」の解説

カンタン!解説
解説

「田走るより畔走れ」っていうことわざは、ちょっと遠回りになっても、安全でしっかりした方法を選ぶ方が、最終的には良い結果につながるっていう意味なんだよ。

「田」は田んぼのことで、「畔」は田んぼの周りにある小道のことを指すんだ。直線で行くと早いけど泥だらけになってしまう田んぼを駆け抜けるよりも、ちょっと遠回りでも乾いた畔を通る方が、結局は衣服が汚れずに済んで良いっていうことだよ。

たとえば、宿題をやるときに、すぐに終わらせようと手を抜くと、後で先生に注意されて結局やり直すことになっちゃうかもしれないよね。でも、最初からちゃんと時間をかけてやれば、一度で終わって、あとは自由に遊べる時間ができるよね。それが「田走るより畔走れ」っていうことわざの教えなんだよ。

だから、「田走るより畔走れ」っていうことわざは、「すぐに結果を出そうと急ぐよりも、時間をかけてしっかりとした方法を選ぶ方が結果的には良い」っていうことを伝えているんだね。

「田走るより畔走れ」の使い方

健太
電車に間に合うかな?近道しようよ。
ともこ
田走るより畔走れっていうわよ。慣れた道の方が安全よ。
健太
近道して道に迷ったりしたら大変だしね。
ともこ
話している時間ももったいないわ。全速力で走るわよー。
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「田走るより畔走れ」の例文

例文
  1. 早く結果を出したいのはわかるが、田走るより畔走れという。焦らず確実な道を行こう。
  2. 最短ルートが常に正しいわけではない。田走るより畔走れというしね。
  3. 急いては事を仕損じるとか、急がば回れと言うから、得をしたいなら田走るより畔走れ
  4. 根回しはすぐに結果が出ないし回りくどく感じるかもしれないが、田走るより畔走れというから大事なことだ。
  5. ハイリスクハイリターンよりも、田走るより畔走れのごとくローリスクローリターンで確実に利益を得た方がいい。

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