「頼み難きは人心」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
頼み難きは人心
【読み方】
たのみがたきはひとごころ
【意味】
人の心はうつろいやすく頼みにならない。
「頼み難きは人心」ということわざは、人の心は移り変わりやすく、その変わりゆきに全てを依存するのは難しいという意味があるんだよ。
ほんまやな。つまり、「人の心は変わりやすいから、すべてをその上に頼るのは難しい」ってことやな。
人の感情や気持ちはいつも一定ではないから、その変わりゆきに全てをかけるのはリスクがあるんやな。これは、自分自身の行動や判断を大切にするべきって教えてくれることわざやな。
【出典】
「呂氏春秋」
【類義語】
・人心は測り難し
・知らぬは人の心
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「頼み難きは人心」の解説
カンタン!解説
「頼み難きは人心」っていうことわざはね、人の気持ちは変わりやすいから、それに頼りすぎない方がいいよ、っていう意味なんだよ。
たとえばね、今はすごく仲の良い友達でも、時間が経つと色々な事情で距離ができてしまうことがあるよね。だから、全部をその友達に頼ったりしないで、自分でできることは自分でやるようにすると良いんだよ。
このことわざは、人の気持ちはいつでも変わる可能性があるから、それを全面的に信じて頼るのは難しいってことを教えてくれているんだ。だから、他人だけに頼らず、自分自身でしっかりと行動することが大切なんだね。
「頼み難きは人心」の使い方
ともこちゃん。今年もよろしく頼むよ。
今年からは夏休みの宿題は助けないことにしたの。
ともこちゃんを頼りにしていたのに。
頼み難きは人心よ。人に頼り切って計画を立てない方が良いわよ。
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「頼み難きは人心」の例文
- 頼み難きは人心というから、夫に依存する主婦になるのは危険だ。何があっても良いよう経済的自立は保つべきだ。
- ずっと僕の味方だと持っていたのに、頼み難きは人心のごとく裏切られた。
- 人の心はコントロールできない。頼み難きは人心というから、あまり当てにしてはいけない。
- 頼み難きは人心というが、まさか掌返しをされるとは。
- 人の心は秋の空のように変わりやすく、頼み難きは人心というから過信してはいけないんだ。