「立ち臼で目を突く」の意味
【ことわざ】
立ち臼で目を突く
【読み方】
たちうすでめをつく
【意味】
ありえないこと。失敗するはずがないようなことで失敗すること。
「立ち臼」は、地上に据えて餅などをつく臼。たてうす。
「立ち臼で目を突く」ということわざは、ありえないことや失敗するはずがないようなことで、実際に失敗してしまうことを表しています。
あーなるほどな。つまり、「ありえへんことや、失敗しないようなことでも、実際には失敗することがある」ということやな。
立ち臼っていうのは、普通は目を突くことはありえへんから、失敗するはずがないやろうけど、案外そうでもないってことやな。つまり、どんなことでも油断せずに注意深く取り組むことが大切やってことを教えてくれてるんやな。
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「立ち臼で目を突く」の解説
カンタン!解説
「立ち臼で目を突く」っていうことわざはね、本来ありえないはずのことで失敗することを表しているんだよ。
「立ち臼」っていうのは、地上に据えて餅などをつくための臼のことを指しているんだ。通常は臼を地面に置いて使用するものなので、立てた状態で使うのは非常に不自然であり、実際にはできないことなんだ。
だから、「立ち臼で目を突く」っていうことわざは、そのような本来ありえないことや不可能なことを試みることで、失敗することを意味しているんだね。
このことわざは、人々に無理なことや現実には達成できないことに無理をして挑戦することは愚かで、結果的に失敗するという教訓を示しているんだよ。現実的な目標や努力を大切にし、実現可能なことに努力を注ぐことが成功への道だということを教えてくれているんだね。
「立ち臼で目を突く」の使い方
準備不足じゃないかしら?大丈夫?
大丈夫。大丈夫。失敗しようがないよ。
立ち臼で目を突くようなことにならないかしら。
心配しないで。絶対失敗しないから。
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「立ち臼で目を突く」の例文
- 夏に雹が降るなんて、立ち臼で目を突くようだと思っていた。
- こんなことでミスをするはずがないと慢心すると、立ち臼で目を突くことになる。
- 健太くんが東大に合格するのは、立ち臼で目を突くみたいにありえない。
- 立ち臼で目を突くようなことが起こりうる。事実は小説より奇なりだ。
- 失敗するはずのないことで立ち臼で目を突くことが続き、健太くんはバイトを首になった。