「端倪すべからず」の意味(出典・語源由来)
【慣用句】
端倪すべからず
【読み方】
たんげいすべからず
【意味】
物事の成り行きを推測することができないこと。物事の規模や人物が、計り知れない、推しはかることができないほど大きい。
「端」は、物事のはじめ。「倪」は、物事の終わり。

「端倪すべからず」は、物事の成り行きや人物・技量などが、容易には測り知れないことを表す慣用句なんだよ。

なるほどな。「最後まで結果が分からない」というだけやなくて、その人の才能や物事の規模が、こちらの物差しでは測り切れないほど大きい場合にも使うんだニャ。
唐・韓愈「送高閑上人序」
出典には、「張旭の書は、変動猶鬼神のごとく端倪すべからず」とある。また、これは「荘子」の「大宗師編で、生死の区別を超越して生きたという子桑戸の人物を形容して「端倪を知らず」と言ったのに基づくとされる。後に、その人物や技量の大きさがどれほどのものか測り知ることができない意で用いられるようになった。
【語源由来】事の始めも終わりも見通すことができない意から。
「端倪すべからず」の解説
カンタン!解説
「端倪すべからず」は、唐の韓愈「送高閑上人序」に見える表現で、張旭の書を「変動すること鬼神のようで、端倪すべからず」と評した句に由来するんだ。「端」は物事の始まり、「倪」は終わりの意で、全体を見通して測ることができない、という意味になったんだよ。
人物の才能や作品の力量、今後の成り行きなどが容易に推測できないときに使うよ。「測り知れない」「底が見えない」というニュアンスが中心なんだ。
この慣用句は、焦らず待つことの大切さを説く教訓ではなく、物事や人物が容易には測り知れないことを表す言葉なんだ。
「端倪すべからず」の使い方

ともこちゃんの才能はどこまで伸びるんだろうね。まさに、端倪すべからずだよ。

恩師にも「ともこ。あなたって子は、おそろしい子」って言われたの。

将来が楽しみだよ。

才能が枯渇しないようがんばるわ。
「端倪すべからず」の例文
- 様々なことが絡みあい、端倪すべからず状況だ。
- 端倪すべからずものがあるので、ここは静観する。
- 先行き不透明で、端倪すべからずといった感じだから油断ならない。
- みんなは愚鈍と思っているようだが、彼は、端倪すべからず才能を秘めている。
- 彼の心情は彼にしか分からない。端倪すべからずものがある。
「端倪すべからず」の文学作品などの用例
だいたいにおいて、極点の華麗さには妙な悲しみがつきまとうものだが、秀吉の足跡にもそのようなものがあり、しかも端倪すべからざるところがある。(坂口安吾の堕落論より)




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